理想の追求と共有

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いい話を聞いたのでメモ。 後半もあります。

よく、顧客の意見は聞くなと語られますが、 メリットを提案せず、お客の要望だけ聞いているなら、 誰でもどの会社でも良いわけで、いくらでも替えの効く、いてもいなくてもいい存在になってしまいます。

だから、今までと違う価値を提供していく必要があります。

、、、と、言うところまでがよく言われることです^^;

本題

しかし、今までと違う価値観へのパラダイムシフトを求めることは非常にエネルギーが要ります。 「今のままでいいじゃん!ほっといてよ」という相手に説得を試みるわけですから。

普通、「そんな言うならいいよ別に」とか、「知らないほうが幸せなこともあるよね」とか思いません?

例えば、新しいシステムを提案して、「長期的にこれだけ効率が良くなりますよ」と説いてみても、これまでの現場の業務プロセスと違いすぎるとまぁ反発されますよね。

ここで重要だと僕が思うのは、自分がやりたいからやっていると納得することです。

「あんたらのためにやってんだよ」と考えると、「わからずやが!勝手にしろ」と思ってしまいますが、 「こんな社会を見てみたい」とか、「いや、きっと後から感謝するに違いない」と考えていれば困難なこともうやろうと思うじゃないですか。

そして、自分で納得するためには相応の理由が要ります。簡単に言えば、理想を抱く必要があります。

ここでもうひとつ重要だと思うのが、理想を考える際に現状を考慮しすぎないことです。

理想を追求し切った上で後からすり合わせるのは良いですが、現状を見すぎて、「このくらいが妥当だな」というところにゴールを置いてしまうと、なんかやる気が出なくなったり、途中で迷子になると思います。

現状の問題を考慮しつつも、「理想はとりあえず高く持っておいて、ステップは小さく進んでいく」くらいが長続きするんじゃないかなと思っています。

結論

僕なりに「顧客の意見は聞くな」をまとめると、

  • 自分がやりたいようにやる
  • 現状を考慮して妥協しない

ことだと思います。

もっとも、そんなことはなかなかできるものではないので、まぁ気長にその時を待てばいいんじゃないかな。

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