書き記すことの重要さ

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いい話を聞いたのでメモ。前編もあります。

自分の考えていることや会議で話したことなど、 書き記しておくことは非常に重要だと考えています。

書き記すことのメリットは以下。

  • 情報の永続化
  • 他人との共有
  • 曖昧さの払拭

情報の永続化

なんとなく思いついたアイデアがあったとして、 それも頭の中にしまっておくだけではすぐに忘れてしまいます。 こんなときにさっとメモにでも記しておくことで、アイデアが永続化されます。

※メモにはアイデアだけでなく、それを考えるまでのプロセス、なぜについても書くべき。 そうしないと後で見ても、ありきたりの単語にしか見えなくなってしまう。

他人との共有

例えば新機能のアイデアがあったとして、 そのアイデアを広く伝えるためには口頭よりもドキュメントなどに落としておいたほうが効率がいい。 (しかも、口頭では話すたびにニュアンスがズレる恐れがある)

また、アイデアだけでなく、そこへの思考プロセスなども記しておくことで、 仲間には

「あぁ、こういうことがしたかったのか。だったらこのやり方のほうが効果があるよ」

とか話してもらえるし、お客さんへは、

「なるほど、この機能はこのためにあるのか。言われてみればこんなことしたかったんだよね。よく考えられてるね」

などと言ってもらえるでしょう。

曖昧さの払拭

頭の中では、「こんな感じ」と捉えていることでも、いざ文章などに落としてみると

「あれ、考えてたつもりだけど、どう書いていいかわからないぞ」

などと思うことがあります。

(僕自身は、人前で話す資料などを作成するときも、自分の理解の曖昧さに愕然とすることは少なくないです。)

常に完璧な表現ができるなら書き記すのは手間ですが、 文字に起こす際に自身の曖昧さを排除し、「本当は何がしたかったのか」「どういう意味があるのか」などの考えを洗練・定義させることができます。 これは実行するのは難しいが、やると自分の糧になるはずです。

また、計画に関しても、

「スケジュール立ててもどうせずれるし。まぁなんとか間に合うでしょ。」

と言っていないで、書き記すことで、思ったより作業量が多くなりそうだとか、スケジュールから遅れてきたからヤバイかも、などと判断しやすくなります。

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