社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

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社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

よく、「ジャーナリスト目指すなら旅行とか行かないの?」と言われますが、目的が情報収集だけなら、旅行はコスパが悪いと思います。

こういう本なら2時間くらいで読めるし、余計な感情が入らない分だけ客観的な気もします。 出版されてるくらいだから内容もわりと正しいだろうし、他の知識も合わせて判断する方が真実に近づける。 出掛けた先で見たものだけで判断するなんて博打はちょっとできないです。あくまで選択肢の一つというかんじでしょうか。

ぁ、娯楽としての旅行は好きですよ。まぁ他にもしたいことはたくさんあるし時間取られまくるから優先度は低いんですが。。

個人的備忘録

  • リプトンのティーバッグのお茶の方が高級だという国もある。ブランド、信用の置きどころが違う。

  • お金を従業員に触らせない国がある。南米あたり 現金に対する意識が違う。社員も信用していない。治安がよく、労働者のモラルが高い日本は恵まれてる。

  • 現地通貨ではなく、日本円を求められる国もある。 自国通貨を信頼できる国は珍しい。日本円は強いことを実感。

  • お札に載る人物から様々な思惑が推測される。 その国の歴史感が詰まっている。ちなみに日本は学者さんばかりですね。

  • 移民はもうグローバルスタンダード。 日本も将来、海外の人をメイドに雇うのでは?

  • アフリカの厳しい自然をみたあとに僕らにできることは。 向こうでは自然に人間が従う。観光地として栄えるより、自然を乱さないことが優先。

  • 共産主義の国だったソ連 みんな努力せず、社会の仕組みとして崩壊していた。アメリカと争えるような状態じゃなかった。過去の共産党全盛期の中国もそうだけど、成果が反映されないと人は怠けるらしい。(それとも民族の価値観の問題?)

  • 闇の恐怖。闇は無法地帯を意味する。どんな所業も見られなければ問題ないから。 電気の発明はものすごく大きい。治安的にも電気のインフラ的にも、日本は安心できる。

  • リゾート地は、その時の金持ちを追いかける必要がある。 過去は日本。今や中国や韓国がメインになりつつある。

  • 歴史の遺物は誰の所有物か? 過去の同族の行いに対してどこまで責任を負うのか?

  • 観光という資源は先進国が多く所有している。 文化的に発展しているから当然とも言える。過去の文明の残したものが多くある。

  • イタリアとか環境に恵まれたところより北欧やドイツが栄えている。環境的に厳しい方がより努力するからか? 生きていくのに困らなければ努力しなくなる。 日本やシンガポールも、急成長したのは戦後に背水の陣になったから?(日本→爆撃でめちゃくちゃ。シンガポール→資源も土地も人もない)

  • 動機付けの仕組み(システム)が変われば行動は変わる。共産主義やシンガポールから。

  • 格差が本当に普及していれば、疑問を感じなくなる。 日本において格差を感じるのは、それが当たり前でないから。

  • 施しがないことへの侮蔑。価値観が違う。 インドなどでは、国は富の再分配を請け負わない。寄付の文化がある。国から人か、人から人かの違い。

  • 水の扱いにみる日本の豊かさ

  • 日本とは価値観が違うことを意識する。相手の価値観を鑑みてコミュニケーションを。

  • 近年は海外旅行の在り方が変わった。希少価値もないし、特別な経験も。 日本が豊かで楽しいから海外へいかない、それは良いことだと感じる。

視野を広くもてば現状を楽しめるんじゃないか

日本で受動的に受け取る情報なんて、大体は有名な人の情報だったりします。それも希望があっていいのですが、おかげで現状の地味さを楽しめなくなるような気がします。 ただ、一歩海外に出れば、日本が恵まれてたことがわかった、というのはよく聞く話です。 別に考えが甘いとか、一カ国くらいで偉そうに、なんて言うつもりはなくて、自分がそう感じて日常のありがたさに気づけたらそれで十分だと思うのですよ。 以前、ダークツーリズムの話もしましたが、旅行先で楽しんでもいいし、厳しさを味わって日本の日常を楽しめるようになってもいいし、価値観が動かされるのは面白いもんだと思います。

国内においてでも、グローバル化の流れを受けて色んな価値観が出てきているので、自分の考えや常識が必ずしも正しくないことを自覚しておくのも大事かなと。

(曲は本文に関係ありません。ただの好みです。) <iframe width=”350” height=”250” src=”//www.youtube.com/embed/LOtO_TxQ6iM” frameborder=”0” allowfullscreen></iframe>

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