参議院選の感想

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簡単にですが。

今回はなんか、とりあえず知名度高ければ勝ち、みたいなのが一段と強かった気がします。アントニオ猪木が維新の比例でトップだったり、ワタミが滑り込んじゃったり、東京都で鈴木寛さんが山本太郎さんに負けちゃったり。。。

ネット上で(自称)有識者たちは「衆愚政治」などと騒いでます。正直同感ですが、まぁしょうがないよな、と思ってます。

最近とある環境下で、「正しく裁いてくれる神様なんていない。この社会はとかく不条理なもの。」という考えを実感させてもらっているのでなおさらのこと。

すずかん(鈴木寛)さんみたいに、票にならないと言われながら教育分野に尽力したり、最近では自民らと共にネット選挙の解禁に向けてマジメに活動してこられていますが、結果は理想論ばかり語る素人に負けてしまいました。 素人さんは、去年の選挙のときに討論番組で拝見しましたが、ちょっと突っ込まれると答えられないようなお粗末な感じでした。(たぶん、ココを見てる人もだいたいわかってると思います) 実務に関して、すずかんさんの方が圧倒的に上だと思っています。

有識者が「やっぱり衆愚政治じゃないか!」と思うのもわかりますが、人間社会は昔からこんなもんですよね。この中で勝とうと思ったら、マジメさよりもアピールする力(伝える力)が最重要になっていると思います。

例えば、(例があまり正しくないですが) 四六時中ひたすらにシステム開発してる人よりも、六本木のクラブとかで遊んでるようなイケイケの社長(ホリエモンみたいな)の方が総じて収入も多く、地位も上だったりします。 アイドルにしたって、絶世の美女のモデルさんより、AKBみたいな方が人気ですよね。

お菓子業界とかでも、絶対的においしい商品よりも、ターゲットを絞ってわかりやすくPRするほうが売れます。(ジャガビーとかはマーケティングの成功例ですね)

中身ももちろん大事ですが、それ以上に見せ方が大事になるのが社会です。現職のマジメなお堅い議員さんたちよりも、なんだかんだ目立ってた某素人さん達の方が社会的には認められるものだなぁと再確認しました。

今後、メディアを作る際にも、「こんな良いコンテンツなのになんで人気でないんだ!」と憤るのではなく、内容は維持しつつ、「どうすればひと目を引くような伝え方ができるか」を考えるようにしていきます。

やまもといちろう(≠山本太郎)さんのブログより。 http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/07/2013-ffd0.html

オマケ:音楽なんて特にそうですよね。「名曲が売れる」より、「売れた曲が名曲」と思います。 <iframe width=”350” height=”250” src=”//www.youtube.com/embed/9bZkp7q19f0” frameborder=”0” allowfullscreen></iframe>

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