ザ・チーム & 1分間コトラー

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読んだ本の消化です。 アウトプットの時間がとれず、若干とっちらかってるので 後日修正するかもしれません。 一応、他人に読んでもらっても損はさせない内容にできたつもりではあります。

ザ・チーム 日本の一番大きな問題を解く

現実歪曲フィールド

日本人は個人としては優秀だが、集団になるととたんにバカになる。

個人あるいは組織が自己の利益を追求することが多い。

前回の記事でもありましたが、人は同じ価値観の人と付き合いがちです。 その方が楽だから。

で、それが日本の場合、仕事にも反映されてるようです。 面接重視の新卒採用も、言ってみれば自分と同じ・近い価値観の若者を採用することで、 居心地を良くしてるかもしれません。 (本音では合ってないと新卒側が思ってても、1年もすればそこの価値観に染まると思います。)

理由としては、集団主義とか単一民族だからでしょうか。 海外では自分と近くない人との関わりが不可避なので、 自然と他人の価値観を許容することになります。

それが集団になると、甘えが出てくるかもしれません。 自分の価値観のままでいい、ってこともありますし、 何かミスとかあってもみんな理由を察して同情とかしてくれるからです。

インターンをしていても思うのですが、一人一人に切迫感がないことが多そうです。 視野の問題かわかりませんが、集団に甘えてるカンジ。 仕事場って家族みたいな価値観あるじゃないですか。

そのせいか、先輩に質問するときとかも、 冗長で要領を得ない伝え方をしてる場合が多かったりもします。

”海外では”とひとくくりにするのはアレですが、 全く異なる人達が居るので、普段の会話も気を使いそうです。 仕事に関しても、具体的に客観的に自分の結果・実績を伝える必要があります。 すると時間の使い方や効率も意識せざるを得なくなります。

日本人は、他国と比べ仕事が長い・辛い、と言われますが、 たぶん精神的なプレッシャーは海外の方があると思います。 日本はぬるく働けてるから結果時間が長くなるんだと思います。

1分間コトラー 顧客を虜にする戦略的マーケティング77の原則

すいません。時間がないので箇条書きで。 後日ちゃんとまとめるかも。

  • 全てはサービス業
  • 直接顧客に奉仕してる人へ奉仕する
  • 消費者優先の嘘
  • 長期的な投資
  • より大きな市場へ位置づけよ

まとめ

日本の製品が細かいところまで行き届いていて素晴らしいのって、 たぶんコスト/パフォーマンスを意識してない所為かも、とか思いました。 海外みたく一人一人の成果が厳密に求められる世界では 細かいところに時間をかけるなんてムダともいえます。

技術者がこだわりがあるのは偉いしわかるけど、 100円分のバグ取りを1時間でやってたら丁寧とはいえコスパ悪すぎますよね。

コトラーを絡めるなら、 企業組織全体として、その後のブランドとか事後対応の試算を含めて 「細かいところまでこだわろう」 と決めているなら問題ないと思います。

が、個々人でムダに丁寧にしてしまうのはトップとしては嬉しくないかもしれません。

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