世界を変えた10冊の本

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世界を変えた10冊の本 (文春文庫)

最近、卒論がテンパってて本読む時間が少ないのですが。 同時に、ブログの更新の頻度もあまり高くないのですが、 毎日見に来てくれてありがとうございます! FBでの更新をやめたので誰も見に来ないかと思ってたら、 みなさん来てくれるようで嬉しいです。

就職してからも続けたいので、 春休みに大幅な変更をしようと思ってます。 詳しくは後日書いてきます。

内容

ほとんどが宗教絡みのことでした。 まぁ当然っちゃ当然で、 『本』で世の中を変えたってことは、物理的に何かっていうのじゃなく、 価値観とかを共有したり気づきを与えるようなものなわけですよね。

一個一個書くのはヤなので、思ったことを。

イスラム教では、天国に行けばいくら飲んでも酔わない上質な酒があるとか。 それはジュースじゃないか?とか思いながらも、イロイロと考えまして。

元々イスラム教では、酔って信仰心を忘れるとダメだから酒を禁じてるらしいけど、 天国では酒が飲み放題ってどうなの?酔わなくても味の面で酒に溺れない?

子供の頃は、 「良いことしたら天国に行けるよー。」 「なんでもあって幸せなところだよー。」 とか言われてましたが、今考えると、それ堕落するだけじゃね?とか思います。

そもそも、天国に行ったら幸せになれるから良いことする。って、 結局即物的な考えなわけで、現世でも悪いことして得られる幸せがあるなら そっちに流れちゃうわけじゃないですか。

良いことの見返りが与えられる幸せだったらダメだと思うんですよね。 てか、見返り求める時点でダメですね。。。

同じように、お天道様がみてるから悪いことしたらバチが当たる、 って考え方も何というか資本主義化してる。 そんな損得で判断してるうちはなんかニセモノだと感じます。

ちょっと思想の話よりでしたが、経済にもこういうのは関わってきます。

一般に、プロテスタントは仕事熱心らしいです。 なぜなら、彼らの宗教では、天国にいく人は既に決まっていて、 その人たちは労働や他人に奉仕することに意欲的である。 みたいなルールがあるらしいんですね。

でもその人選は神のみぞ知るなので、自分から証明するために、 労働などに一生懸命取り組むんだって。 もし嫌になったりしたら『自分は選ばれてない』ということなので、 辛いとか認めたり諦めたりしないんだそうです。 救いの確証を自分で作る、というのはなんとも力強い話です。

日本人が日和見主義だったり、最近のモラルの低下、やる気のなさ があるのは、こういった価値観がないからかもしれません。

最後に、こちらもキリスト教だったかな? 引用です。

富が危険なものとみなされるのは、怠惰な休息や罪深い生活の享受の誘惑となる場合だけ。

この価値観が広まってるから、出る芽を育てるアメリカンドリームみたいな文化とか、 エンジェル投資家や募金の文化が根付いてるんだな、と思いました。

オマケ

旧約聖書 ユダヤ教 新約聖書 ギリシャ キリスト教

らしいよ。

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