Ood and Evil of Inflation

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またマジメな動画見ちゃいましたよ。 正直、経済の専門家の話なので半分くらいしかわかんなかったですが。。。

2012.12.04 「激論!どんな政権が日本経済を救えるのか」 http://www.nicovideo.jp/watch/sm19506446

池田信夫×山崎元×池尾和人という、経済の分野の専門家ぞろいです。

話は変わりますが、今日こんな社説がありました。

社説:衆院選・経済政策 インフレ頼みは危うい(毎日新聞) http://mainichi.jp/opinion/news/20121206k0000m070113000c.html

毎日は好きじゃないのでハナから批判的に読んでたのですが、 あからさまな民主推し、他を下げるという感じ。

正直、民主党がどんなマニフェストを掲げようが、 また裏切られるだろうと、今までの結果から考えてます。 まだ民主党に投票したい人は、単純に野田さんとか個々の議員を信頼してる人ですね。

ココでは、インフレの悪いところを挙げています。 もちろん、物価だけ上がって収入が変わらなければ生活は苦しくなるでしょう。 また、収入はそんなすぐに上がるとは考えられないので、 実際にそうなる可能性も高いんじゃないかと思います。

そもそも、デフレは悪いものだ、と思われてますが、普通の消費者からしたら、 ものが安くなって得なんです。 これは以前も言いましたが。。 (詳しくは、『デフレ』とかでサイト内検索してください。)

ただ、これで困るのは、政府・日系企業です。 海外の安いものが入ってきたら、円が高い今では太刀打ちできないし、 政府の財政赤字も膨らむ一方でしょう。

それが次第に国民の生活を圧迫していきます。 職は海外に取られ、社会保険などもだんだんと金欠で手薄になっていきます。 だからデフレは良くないと言われてるんです。

それを今更、脱デフレは国民の生活が苦しくなって大変だ、 といったところで、そんなん当たり前としか思いません。 楽して景気回復できるのであれば、もう既にやってたでしょう。

身を削っていかないと回復できないところまで来てるんだと思います。

身を削ってといえば、 自民党の大規模公共事業、 未来の党のバラマキ政策(維新のベーシックインカムも同じ)

これらのように、お金を刷って政府の支出を増やすことが、 インフレへの効果的な対応とされています。

ここでようやく、冒頭の池田さんたちの出番です。 彼ら曰く、 もう狭義の金融緩和(詳しくは知らないけど、等価交換的なヤツらしい) では手遅れなんだと。 先の政府の支出を増やすバラマキ案で、日本円の総量を増やして、 円安に持っていくしかないのだそうな。

バラまく先が、 公共事業であれば癒着が、 国民であれば、貯蓄して金が逆戻りする懸念が、 それぞれ生じますが、経済を立て直すにはこれらしかないとのこと。

そういった、『肉を切らせて骨を断つ』的な政策でないと、 根本から復活させるのは難しそうです。

『小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり』 という言葉もあります。 みなさんはどちらをとりますか?

オマケ

また借金が増える。。。とかも社説にありましたが、 インフレになれば借金の総量なんて減少するのを分かってるんでしょうか…。

オマケ2

こういった、事実の報道でない社説はアリなのに、 ブログなどで選挙に関わることをいうと違法なのはなんなんですかね? 新聞ならいいの? どこで線引きされてるんでしょうか?

橋下氏、公示日もツイッター 公選法批判繰り返す 「自民、民主の広告がバンバン流れる。僕らには金がないから、僕らの宣伝方法と言ったら、僕のあの、せこいツイッターのみですよ」 http://www.asahi.com/politics/update/1204/TKY201212040794.html

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