池上彰のお金の学校

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祝、カウンタ2000突破です♪(o ̄∇ ̄)/

この投稿したときが1999なので、次に来たあなたが 2000番目の訪問になります!!

2000突破を記念して、以前もやったのですが、 ブログネタを募集します。

「こんなこと考えてほしいな」 とか、 「面白そうだからコレ調べてよ」 などがありましたら、コメントなりなんなりでお知らせください。

さて、本題に戻ります。

知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)

円高の理由

本を読んでのメモ書きです。 特に考察があるわけでもなく、備忘録的なカンジで。 僕がなんとなくリフレ派の理由も書いてます。

そもそも、なんで円高が問題だと言われてるのか。

円高は短期的には消費者には得です。 海外の安いものが買えるので!

しかし、海外のものが安いということは、国内のモノが売れなくなります。 同時に、海外に輸出するときにモノが高くなってしまい競争力が低下します。 すると自国の産業が回らなくなり、雇用・賃金が減り、 長期的には国民はツラくなります。

原発以前から、円高の傾向にありました。

理由としては、他国が日本以上に不景気だったからです。 世界中のお金が円で雨宿りしていた形です。

アメリカはリーマンショックのせいでドルの価値が下がり、 ユーロもギリシャの財政破綻問題などがあってずっとヤバいです。

かといって、他の国のお金では通貨の流通量が少ないため、 いつでも売買できるわけでなく、運用のリスクが高いという。。

加えて、日本ではデフレが続いてます。 デフレは、お金の価値が上がっていくことです。

ゼロ金利政策により、名目金利(帳簿上の数字)はゼロなんですが、 デフレで物価が下がるため、実質金利(物価と比較したときの数字) は上がってしまう。

つまり、円を持っていると、お金自体は増えてないのに、 買える量が増えて高金利っぽくなってるわけです。

なおさら、円の価値は上がってしまいますよね。 利率がいいから外国のファンドとかに気に入られてるわけです。

普通、デフレを抑えようと思ったら、 円の価値を下げるために金利を下げて貨幣の流通量を増やすんですが、 海外勢が、「日本円うめぇ!」と集めてくので思うように 価値が下がってくれません。

金利をゼロ以下にさげることはできないので厳しい、 といいうのが良く言われてることです。

そこで先の震災が起きました。

震災以降、 「日本経済がヤバいから円安になるに違いない」 が普通の考えなのですが、 外国ファンドの方々は、 「地震被害への対応で大量に円が必要になるに違いない。 つまり円の価値が上がるはずだ。」 という考えの元、大量に円を購入しました。 その結果が今ですよ。

だから、なによりさきにデフレ脱却かな、と思うわけです。 円を刷りまくって無理矢理インフレを起こさせれば 円安に流れて国内の産業が復活していくんじゃないかなー、 と素人ながらに思っております。

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