シンプルさの利点と弊害

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さて、前回に続いて、という内容になります。 ちなみに、最近頻繁に更新してるのは、決して暇だからじゃないですよ! もうすぐ1000いきそうだから頑張ってるだけですw

最近、LINEが流行ってるらしいですね。 僕はほとんどしたことないんですが、 スタンプというものが総額1億だかの売り上げだとか。

で、こんな記事を見つけたのでおまけで書いてみました。

参考文献 LINE『スタンプ』は何故成功したのか。 ~スタンプコミュニケーションの可能性と理論的考察~

同じ大学生、ということもあって、 「へん、全然論理的じゃないね!」 なんて言ってやりたいんですが、まぁ色々考えさせられたので ありがたい内容でした。

で、思ったのが、シンプルさって別に文字じゃなくてもいいんだな、ってこと。 当たり前と言えば当たり前なんですが、 直感的に理解するには文字よりよっぽど適してます。

ジョブズのプレゼンとかでも、一枚一枚のスライドがやけに雄弁に語るし、 LINEスタンプの受け入れられ方をみればわかりますよね。

特に思ったのが、 ニュースとかにしても、 新聞とかでときどき見られる風刺画って、実はこれ以上ない表現なのかも。 ってことです。

アレの一枚の絵から得られる情報量は半端ないし、 何よりイメージが植え付けられるので忘れることも少ないです。 まぁ、書き手の偏見がモロにでちゃうから、中立なメディアとは言いづらいですが、 一番シンプルに言いたいことを伝えられるでしょう。

今後、そういったメディアが出てくるかもしれませんね、なんて。

で、弊害についてです。

先ほどの参考記事に戻るんですが、 LINEスタンプの売りは、 あいまいさ・表現の簡潔化であるといってます。

これって、裏を返せばなんも考えなくてもやりとりが出来ちゃうわけで。。。 いい反面、言葉の理解力ってなくなってくよなー、と思います。

言わば、気がおけない友達同士のコミュニケーションに特化しちゃってるわけで、 相手の心情を察したり行間を読んだり、 言葉を考えたりする行程を バッサリはぶいちゃってるわけです。

これは、先ほどの風刺画なども同じことが言えます。 便利でわかりやすい内容ってのは、一見便利で重宝しますが、 情報を受け身で届けてもらってるに過ぎないので、 いわゆるメディアリテラシーが育たない欠点があります。

そんな人たちが急に社会に出てやっていけるんだろうか?

動物園で育てられたライオンが急にサバンナに連れて行かれるようなもので、 自分で情報の集め方・伝え方を学んでないと社会に飲み込まれじゃないか。

なんてことも考えたりします。

長くなりましたが、 編集された情報は便利だけど、たまには自分で考えることも必要だよ!

ということですね。

(ちなみに、前の記事で述べた一言にまとめろ、っていうのは、  言葉の編集能力が問われるわけで、そこは自分で考えてると言えますかね。)

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