以前書いた、攻殻機動隊の世界の続きです。
こないだ、自己の存在をどう証明していくかって話で 終わったかと思いますので、 そこから続けて、 日本と西洋との思考の違いを簡単に書きます。 別にどっちが良いとかっていう話でなくて、 自分の考え方の参考にしてくれればいいなと思います。
まず日本から。 島国で一民族国家なので、良くも悪くも仲間意識が強いです。 そのため、判断基準が外にあります。 自分らしくとかよりも協調性が重要とされるため、 周りに合わせる形で行動をします。 基準が相手に依存するのです。
そこが日本の特徴、強みでも弱みでもあるのですが。
強み:
- 相手の気持ちを汲み取ったり、社会に貢献できるようなコトにやりがいを覚える。
- 常に他者からのフィードバックを得るコトで成長していく。
弱み:
- 主体性がない
- その場の雰囲気に流されやすい
- 自分の信念を貫くという真剣さに欠ける。
自分の存在理由を、他者にどれだけ影響を与えられたか、 心に残してもらえるかで捉えるタイプです。
一方西洋では、自己によるところが大きいです。 『我思うゆえに我あり』っていうシンプルなロジックです。
強み:
- ものすごいスピードとバイタリティを持つ。
- 不惑の精神
弱み:
- 相手の気持ちを汲み取るのに欠ける。
- 自己満足に陥ることが多い(?)
こちらは、 『自己の証明なんて、自分で納得してればそれでいい!』 って考えです。シンプルで強さがあります。 ここまで思い切り良く考えられたら人生ラクなもんでしょう。 きっと鬱とかならないよね。
こう見ると日本の方が良い人なような気もしますが、 出る杭は打たれる的な雰囲気や、 期待に応えられず自殺…なんてことも多いのがありますね。
どちらがいいかを考えてみることで、 「ぁ、私ってこういう価値観が根底にあるのか。」 なんて感じで参考になればと思います。 また、弱みも当然あるので、 失くせとは言わないけど意識しておいたほうがいいと思います。
(マジメな文体は疲れます^^;)