マスコミ嫌い(現実編)

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このブログでは、いっちょまえに色々とマスコミ批判をしてます。 ちゃんと検証や取材とかしてない若造が何を偉そうに、 と思ってる人もいるかもしれません。 また、人によっては、 『マスコミも信用出来ないけど、かといってフリーの人たちも 信用出来ないじゃん。』 という人もいると思います。

なので、今回は改めて、 なんで僕がマスコミを批判するのかを簡単に話したいと思います。 (書いてたら長くなったので3回に分けることにしました^^;)

何度も言ってるかもですが、マスメディアを疑いだしたのは震災以降です。

一時期、マスメディアの原発報道はじめ 色んなことが信用出来なくなって色々情報を集めまくりました。 いくつかチェルノブイリの事例も調べたり、 フリー記者たちの会見にもお邪魔しました。

それでわかったのは、 真実を完全に知るのは僕は無理だということです。

たとえば、記者会見一つとっても、 テレビや新聞では、偏向云々の前に内容を短く編集せざるを得ないし、 実際に記者会見に行こうとしても僕では入れない。 公開されてる会見もフリーの人が開いてくれてましたが、 それすら、呼ぶ人・質問の指名する人・ある程度の情報操作をすることは可能です。 また、被災地の様子とかの一時情報を全て手に入れるのは物理的に不可能です。

そして、仮に枝野さんの発言とかを全て聞いたとして、 彼の発言が正しいかどうかわかりません。 それの検証もしなくてはいけません。 そして、それらの大半は一般人はおろか、 ジャーナリストすら知ることの出来ないブラックボックスです。

さらに今回の震災の件で最も厄介だったのが、 「放射能の影響は誰にも断定出来ない」ということです。 専門家ですら意見が別れるのに僕らがどうやって真実をつかめるのか、 また数値も測り方でだいぶ異なる。 病死したって因果関係も断定出来ない。

今後、それらしい病死が起きたとしても医師側が真実を話すとも限りません。 国を敵に回しかねないから、 「放射能との関係は何とも言えません」 とか言うんでしょう。 それを検証しようと思ったら、物理学に加え医療の知識も必要…

情報量が多すぎる現代で、正しいメディアなんて存在しません。

「じゃぁ、何を信じればいいんだよ!」

とか思いましたが、僕が実感したのは、

「自分で考えろ!」です。

次の記事で、信じるための参考になるものを書きます。 ただ、それすら信じる信じないは『自分で考えろ』なのです。

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