自分のアタマで考えよう

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久しぶりのブックレビューです

今回はこの本。

作者は、知る人ぞ知るアルファブロガー、「ちきりん」さんです。 『Chikirinの日記』を書いてます。

自分のアタマで考えよう

自分の頭で考えてきたか?

さて、質問です。

あなたは、今まで自分の頭で考えてきたでしょうか?

「いつも自分で考えてるに決まってんじゃん。」 と思ったアナタ。 考えることの奥深さがわかります。オススメです。

なんにも思わなかったアナタ! 普段考えてないのでは? 考えることの大切さとやりかたを学べます。オススメです。

『今まで自分で考えてきたか?』

よく、学校の勉強では一夜漬け・暗記・知識を蓄えるコト で良い成績が取れるようになります。

学校教育における「頭の良い」人とは、 『知識を蓄えるのが上手い人』 変な言い方をすれば、いちいち疑問を持たずに素直に覚える能力。

社会での頭の良い人とは、 自分で考えられる人・判断が出来る人・自ら動ける人とかです。 だって、仕事に答えなんてないでしよ?

「この方法でやりなさい。」 なんて細かく指示されんのは公務員くらいです。 もし企業で細かく言われるようなら、 「あなたには期待してないから。」と言われてるようなモノです。

自分で考えるコトの重要性は ・再現性がある。 ・何事も主体的に決められる。 です。

では具体的に自分の頭で考えるコトとは? っていう話です。

ネタバレのおそれがあるので、さわりだけしか言いません。

『考える』と『情報を集める・整理する』は違う

ニュースを読んだり、データを作成したりは思考ではない。 肝心なのは、目的は何か?なんのためにその行為をしているのか?を明確にすることです。 それがわからないままインプットするのは、 逆に情報に囚われてしまうので逆効果です。

全てを疑う。

人は誰しも偏見を持っています。 これが思考の妨げになるのです。 「このデータはこういう意味に違いない!」 「あのアイデアはこう用いるべきだ!」 「この仕事は旧来のこの方法が一番効率が良いに違いない!」 そもそも、「この情報は正しい!」ってのも偏見です。 事実であっても真実でない場合がほとんどです。

最後に、思考の時間を設けることです。

上記二点を踏まえて、自分の頭で考える! これを繰り返すことでしか思考力は身につかないと書いてます。

俺が今までなんの得もないのにブログを更新してきた 甲斐があったというものです。

時には、面白くないと言われ、 時には、他の人のほうがもっとうまくまとめてたよ、とアドバイスされ、 時には、お前は間違ってる!と叱られたり。

ただ、思考力は明らかにつきましたよ! 受け身の読者の方達なんかにゃ負けませんよ!!

繰り返しますが、

  • 先人の考え=知識
  • 自分の考え=知恵

です。

仮に先人のほうが正しいことを言っているとしても、 自分で思考する行為自体が重要なのです。

他人の意見と比較してよりよい思考をすることが出来る。 他の分野でも再現できる。

自分で考えることは人間らしく生きてく上で欠かせない 行為だと思います。

とりあえずこの本に例題やヒントが書かれてるので、読んでみることをオススメします。

みなさんも是非! 「自分のアタマで考えよう!」

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