ワークスアプリケーションズという会社の 代表 牧野・阿部、両氏へのインタビューを中心に、 クリティカルワーカーについて書かれた本です。
クリティカルワーカーとは?
「自ら前例のない仕事に取組み、自らの思考、発想で ブレークスルーする人材」(by 牧野氏) 細かくは色々あるのですが、それは本書で。
ちなみにわかりやすい対比として、『ルーチンワーカー』が挙げられます。 公務員の業務とかに適している人ですかね。 与えられたことをキッチリこなせる人材のことです。
クリティカルワーカーになることで、
- 社会に役立つイノベーションを起こせる。
- 代替不可能な市場価値の高い人材になる。
まぁ、難しい話はいいとして、
- 『単純作業嫌い!』
- 『与えられるんじゃなくて自分から行動したい!』
- 『命令するより命令したい』
って人はルーチンワークに向いてないので、こっちを目指したら? と個人的に思います。
重要なこと
んで、クリティカルワーカーを目指すうえで何が重要か? ということですが、
プロセス主義
成果ももちろん重要なのですが、どういう思考を経て どういった計画の元行動していったか。 そしてどういう結果になったか? なぜそうなったか? ということを常に考えて行動することが大事だそう。
いわゆる『PDCAサイクル』ってやつですね。 (↑この単語知らない人は自分で調べてみてください。 リンク貼ろうかと思ったんですが、皆さん主体的にいきましょう)
これを意識することで、
- 再現が可能になる。(マグレ当たりでなくなる)
- 自分だけの強みを見つけられる。
きちんとプロセスを意識して改善していけば結果は自ずとついてきます。 結果が出ないのであればもっと深く考察する必要があります。
周りのせいにしない。
うまくいかない理由を外に求めることは簡単です。 「あいつが時間通り行動しないから」 「天災じゃぁしょうがないよね」 「急な用事が入っちゃったから」
なんて言っていては自分が成長できません。 そもそも、 「そんなんで許してもらえるほど社会は甘くねぇよ」 ってカンジらしいです。
理想・ゴールありき
現状から考えるのではなく、 「どうあるべきか?」 「どうなれば成功か?」 ということをはじめに考え、逆算して進めていくこと。
現状からスタートしてしまうと、 どうしても場当たり的になってしまったりするし データなどを先に見てしまうと、 偏見ありきの狭い範囲でしか考えられなくなります。
なにより、理想が見えるとわくわくするし、周りを巻き込めます。
時間を意識すること
当たり前のことなんだけど言及します。 上記のように理想を追い求めると、 ついつい時間の感覚がおろそかになってしまうんですが 全てにおいて(特に仕事において) 時間という概念は重要。
理想から逆算するときも、時間を意識することで密度が変わってきます。
以上、長々と書きましたが、楽しくやりがいを持って仕事するなら こういった考え方を知っとくのもいいんじゃないかと。
まじめすぎたので次回はラフにいきます^^;