プレゼンの難しさ(自己PR)

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前回の続きです。

今回は自己PRについて。

各チームの製品プレゼンが終わった後に、 『個人がそのグループ内でどのような貢献をしたのか、何を考え行動したのか』 ということをアピールする時間があったのですが、

短い時間で自分の貢献度や意識したことを話すのはとても難しかったです。 そして、聞いて判断する方も、一応評価の観点は6つ与えられていたのですが、 その観点が言葉で表現できるような内容でなく、実際の行動を見てみないと わからないようなものばかりだったので、評価が非常に難しかったです。

例えば、成果(製品企画・プレゼン)で判断しようにも、個々人の貢献度なんて 外部からわかるものでもなければ、グループ内でも 「彼(彼女)はこれだけ貢献した。」 ってのは分かりにくいと思います。

また、個人がどんな思考をしたのか なんて言葉で説明できるもんじゃないと思います。

評価観点として、 ・ゼロベースで思考できたか。 ・人やモノ、時間のせいにしていないか。

なんかがあったのですが、 みんながみんな 「ゼロベースで考えられたと思います。」 「自分以外のせいにはしていません。」

なんて薄っぺらいことしか言わないわけです。

すっごいつまんなかった^^;

自己PRってそんなもんじゃねぇだろう!と。

なので、どうすれば良かったんだろう?と自分なりに考えてみました。

何より先に、自己PRの時間しか自分を表現できないと 思ってんのが間違いじゃないかと。

自分で言うのも何ですが、当日僕は悪目立ちしてたかと思います。 製品や個人に、応えづらい質問しまくってました。

まぁ、別にアピールしたいからってわけじゃなく 純粋に聞いてみたかったから質問してたんですが、 結果としてそこでも自分を表現できたかなと思ってます。

まず、発表に具体性がないのはキビシイです。 同じグループの人にも言ったんですが、 やはり人に伝えるときに 「自分は頑張りました!」だけ言う人と 「自分はこういうところを頑張りました! その結果こうなりました」 みたいな具体的なアウトプットを教えてほしいです。

次に、言葉のチョイスです。

ぶっちゃけて言うと、上記のように 「ゼロベースで考えられたと思います」 なんてテンプレ通りのアピールをする時点で、 ゼロベースの柔軟性なんてないと感じるし、 論理性や相手に伝えようと考えることが足りないんじゃないかな? と思ってしまいます。 (だいぶ毒舌になってしまいました^^;  もし該当者がいたら、気を悪くしないでください  聞いてる側はこう思った。という視点を知れた、  と前向きに考えてもらえれば幸いです。)

「人のせいにしてません」も同様で、 そんな言葉だけで表現できる、と思ってるのが問題だと思います。

具体例など、「こういうジレンマがあったんですが、こう考えて行動しました」 など、言葉を選ばなければ伝わりません。

成果にこだわらなければそんな気持ちが生まれないのも当然ですし、 自分が貢献できていないと自覚してしまえば人のせいにするどころか 頼りっぱなしになってしまいます。

ちょっとズレましたが、自己アピールも、表向きの言葉だけで伝えるのではなく、 その言葉を聞いた側はどう考えるんだろう?と考えた上で話さなくてはいけないなぁ、

と感じました。

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