※過去記事です
インターンでのグループディスカッションの振り返り。
今、短期でとある企業のインターンに参加してます。
そこで今日まで、グループで新規企画の立案の 真似事のようなコトをしていたのですが、その中で思ったコトをいくつか。
まず、そこでのGDを進めるにあたって、 とあるターゲットに合ったアプリケーションの企画立案をしろ。 というお題だったのですが、
前提として、
- ほとんどの学生にとって知識の乏しい分野
- インターネットに接続できない
という環境の中で企画立案をしろ!ということだったです。
つまり言えば、データを集めての客観的な分析はいいから、 如何にゼロから理論を構築出来るか、という力が求められていて、 具体的なデータがない時点で、どんなに議論を進めても 「なんか売れそう。」というあいまいなところまでしかいかないわけです。
同様に話す時も、話し手の主観入りまくり・客観的データなしなので 聴き手に「僕はそうは思わないな~」と言われたら言い返す手段がないです。
そこで、 如何に相手に納得感のある提案を出来るか、客観性の高い考察を導けるか というところですが、難しかったですね><
グループで議論を進めていく上で感じたことをいくつか。
共有してる前提知識が少ない。
こんな中でなにを議論しても、根本の理解度の一致が取れていないケースが多々あります。 その場合の意見の統一が非常に難しいこと。
納得しないわけではありませんが、むりやり納得しておいて進まなければいけない場合もあるかと思います。 だって、自分が固執してる考えが客観的に正しくない(なかった)場合を考えてしまうから。
根本を聞かれると困る。
- 『その機能本当に必要なの?』
- 『消費者は本当にそこに問題を抱えてるの?』
と。そんなのわかるわけないです。^^;
いや、厳密に言えば、「今まで生きてきた経験から判断すると 80%くらいの精度をもって言えるよ!」くらいが精一杯なわけです。
そこで、ドヤ顔で残りの20%をつつかれると、 そこはわかるわけないじゃんかと。
本当に売れるの?と聞かれて100%売れることがわかるならもう売ってます。 それに、客観的なデータがない時点で100%は不可能です。 (まぁ客観的なデータがあっても、精度が増すだけで100%にはならんのですが・・・)
そのあやふやな中で、どんだけ顧客をを言いくるめられるかを議論しなければならないのに、 したり顏で根本をつつく奴はめんどくさいです。
いや、モチロン根本をしっかりつめることは大切です。 自分たちの中で納得できていないのを納得させられるわけがありません。
しかし、根本の質問をするだけならだれでもできるし、 一般にその質問をする人は自分で代案や考察を持っていない場合が多いです。 『質問だけなら誰でもできるわい!』と思ってしまいます。
そうではなくて、自分なりの考えも付随した上での 根本の投げかけは非常に有効です。
例えば、
- 『ここまでは理解できたけど、ココとココの繋がりがわからん』
- 『ココってこういう認識で話してたけどみんなは違うの?』
とか。
自分が理解できていない・納得できていない部分を明確に話してくれたら、 そこへの理論の強化はできると思います。
(まぁ、それができたら苦労しないんですが・・・)