自責と他責 (おてがる処世術)

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今日、とある企業の方に言われたお話。

働く上で心がけるべきことについて

「他人のせいにするな。」

ということ。

まぁ、よく言われますよね。 「周りのせいにせず、自分の責任と思え!」 みたいな。

そういう心持ちでいるべきだ、とほとんどの人が主張すると思うんですが、

ホントにそうなの? と。

まぁ、その意識が大切なのはモチロンなのですが、全部が全部それではしんどいでしょう。 それこそ、「うつ病」なんかを引き起こしかねません。

(ぁ、断っときますが ここで言ってるのは、あくまで内面的な「自責」ですよ。

体面的なトコでいくと、僕だって人のせいにしたりします^^; だって、怒られたくないし、何より自分の評価を下げられたくないでしょ。 まぁ、正直に言った方がいいのかな、なんて打算的に考えた上で人のせいにしますが( ̄▽ ̄))

さて、話を戻します。 内面においての「責任」の話です。

そもそもなんで、自分の心の中でも人のせいにするのでしょうか?

自分が傷つきたくないから?

では、なぜ「自責」をすると自分が傷つくのでしょうか?

傷つく

「傷つく」とはあくまで比喩で、実際は 『あの時こうしてればよかった』

という後悔が脳にストレスを与えるからです。

それをさけるために、脳は「人のせい」にするのです。

脳は、なるべくストレスがかからないように思考します。 それは生物学的に正しいと思います。 だってストレスは体に毒ですから。

つまり、「自分のせい」と後悔してしまうことは、 自分のカラダを自分で痛めつけてるようなものです。

そんな生物、他にいないでしょ。 こんなアホなことしてるの人間だけですよ!

とはいえ、現代社会で生きていくためには「自責」の心が 必要なのもまた、事実です。

僕なりの処世術

たまには「自責」もありなのですが、

『あのときこうしてれば良かった』 ということだけわかったら

とっとと周りのせいにしてしまう!

「アイツ(あの環境)のせいでうまくいかなかったよ~  まぁ、もし次同じことになったら、今度はこうしとこうかな」

くらいのスタンスで行くのが、 心も健康で、かといって同じ過ちを繰り返さないで、といった

イイ感じになるんじゃないでしょうか?

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