「相棒」で考える正義

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今回は相棒を見て思ったこと。

ドラマは全く見なくなったんですが、相棒は別です。 いまだに大好きです。 最近、ちょっと脚本が劣化している感じもしますが、それでも毎週楽しみです!

さて、今回は相棒(episode10 16話)の感想です。 見てない人にもわかるように書きたいと思いますが、 ※オマケで微妙にネタばれはするので、これから見る人は読まないように!

相棒

さて、今回も警察内部のいざこざのお話でしたが、 犯罪を犯した人も憎めない、相棒ならではのリアルな背景描写でした。 (まぁ、一人とんでもないヤツもいましたが…)

これ系の話の時は毎回、「正義ってなんだろう?」って思いますよね。 警察官を志す人なら誰しも「正義」に憧れてるんでしょうが、 それって絶対的なものではないじゃないですか。

例えば、法律を守ること「だけが」正義じゃないですよね。

(警察学校では、みんな法律の順守や公平さを保つことを『宣誓』するそうですが そもそも法律も過去の人間が作ったモノですし。 だいたい、右京さんなんて毎回グレーゾーンの捜査してますが、 あれも「正義だ」って言う方多いと思います。)

以前から思っているのですが、「法律」や「規則」はあくまで 良い社会・個々人の正義、を実現する一つのツールや指標にすぎないと思ってます。 それを「侵してもいい」とは言いませんが、決して囚われてもいけないな、と。

では、何を以って自らの「正義」を定めるのか?

これは僕個人の意見ですが「目的」ありきだと思ってます。

ここで言う目的とは、決して自分のためになることではなく、 あくまで社会的に良い、という意味です。 簡単に言うと「いかに他人のことを考えられるか」です。

人間である以上、全ての行動が、何らかの結果を意図してのものだと思うのですが その結果が常に「他人にとって良い結果である」ということ、 そして、その代償が極力「他人に悪い結果をもたらさないもの」 が「正義」、もとい「正しい行い」であることだと思います。

(そういえば以前指摘されたのですが、僕の「もとい」の使い方は間違っているそうです。 正しくは、「前に言ったことの否定」だそうです。詳しくは各自調べてください。 なので、ここでの「もとい」は正確な使い方ではないです^^; まぁ、悪い見本として残しときます。)

ここで難しいのが、良い結果・悪い結果というものが、 所詮は主観的にしか判断できないものであることです。 そこをなるべく相手の心に寄り添えるようになるための指標として、 「法律」や「規則」、加えて人とのコミュニケーションがあるのではないかと思っています。

オマケ

USBメモリの消去データの復元が「たちまちのうちに」できるなんて知らなかった… 捜査する方もされる方も、こういったデジタルの知識があるのと無いのでは全然違うなぁ とも思いましたw

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