進路について

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こんばんは。 昨日はブログをサボってしまったので今日こそは。

ちなみにサボり分は明日二つ記事書いて取り戻します。 めざせ「一日一記事」!

進路の話

さて、今回は友達と進路について話したことでも記事にしようと思います。 その子も、 進路どうしようかな、自分は何がしたいんだろう と悩んでいるようなので、お互い話してみようかと。

ただ、その時の会話の中では答えが出なかったです。 こーゆー話は難しいですよね^^; 僕の価値観を押し付けたって意味がないし、 かといって自分で解決できるようなら、そもそも人に相談する必要ないし。 結局、あちこち内容が発散しまくって収集つかなくなってました・・・

まぁ、「就職先はこう考えるべき!」なんて指針を示せるとも思っていないので 今回の記事では、一つの視点だけ切り取って考えてみようかなと思います。

自分の市場価値という観点です。 (これから述べることはある会社の社長さんの講演の内容をパクって参考にしています。)

まず、日本国全体について。

日本の借金がヤバイと常々言われてますが、我々はあまり危機感を感じていません。 まぁマスメディアや政治家・経済アナリストたちが「日本は大丈夫」的なことを言っているからなのですが、 大前提として彼らの発言は少なからず良い方に「盛って」話しているのは当然です。 (もし、「日本ヤバい」なんて言おうもんなら、国民のモチベーションが下がって、  更に生産性が落ちるのは必定です。)

日本はご存知の通りかーなりの借金を抱えています。 それでも「大丈夫」と言われているのは、その借金(国債)の大部分を日本国内で賄っているからです。 (詳しくないけそ地方銀行とかそこらへんですね)

日本国が借金を返せなくなると、日本円の価値が下がり大インフレになってしまうわけですが、 そうなると国債を買っている地方銀行とかは大赤字になってしまいます。 (※デフォルトしても国債はちゃんと額面通り返済するようなのですが、 円の価値が下がっているため、実質的な価値は何百分の一とかになります。)

そうなっては地方銀行どもはつぶれてしまうので、今後も国債を買いつづけ 日本の経済をなんとか支えているわけです。

しかしそろそろやばい

このままいくと、もうすぐ日本国内の総資産を、借金の額が追い越してしまうみたいです。 そうなってしまうと新規の国債の買い手がいなくなり、以前の借金を返せなくなってしまうので、 日本はデフォルトするしか無くなってしまいます。

(厳密には国の資産として土地などの不動産資産を抱えているらしいのですが、 現金化が容易ではないため、あまり考慮しなくていいんじゃないかと・・・)

そうなると日本は崩壊します。 デフォルトから立ち直るには相当な時間と努力が必要です。

・・・なんの話だっけ?

ぁ、そうそう。 まぁ、そういった日本国自体の不安もあり、 公務員などといった無難に安定した生活を期待するのは、逆になかなかリスキーです。

大企業

また、一般に大企業と呼ばれる企業への就職ですが、 これもなかなか難しいんじゃないかと。

大手企業はグローバルに事業展開しているのがほとんどで、 海外に生産拠点を置いたりと、日本国内の産業の空洞化が叫ばれてますよね。 そんな中で日本人を雇うメリットは少ないわけです。 海外に目を向ければ、もっと優秀な人の絶対数も増えるし、 海外で事業展開するならその国の人を雇えば、言語や文化の問題からも 効率よく事業が行えるでしょう。

また、運よく採用され、国内の事業を担当する事になったとしても、 自分がどこの部署に配属されるかはある種ランダムです。 たまたまウマの合わない上司にあたる可能性もあれば、 実績を出しづらい部署(撤退しかけている部署・時代遅れの事業など)になることもあるかと思います。

また、国内のマーケットは縮小傾向にあります。 先ほど述べたように、グローバルな事業展開・円高・国内のデフレなどに起因してるかと。 ソニーとかパナの赤字を見れば、軒並みヤバイのはなんとなく感じるでしょう。 そんななかで働いていても、いつ事業縮小で首切られるかわかりません。 会社として安定なのと、そこに働く社員の安定とは違いますから。

もし首切られたときに、自分の市場価値がなければ (まぁ、市場価値高いんなら、部署が切られても本人社内で異動されるんでしょうが・・・) 他でも雇ってもらえなくなってしまいます。

「大手だからつぶしが効く」なんてのは前時代的で、 たいがい個人の実績・スキルで判断されるんじゃないかと思います。 そんなときにアピールできる実績があるかどうかは、 ランダムに割り振られた、個人ではどうにもならない事態も影響してきます。

自分でコントロールできないというのも、なかなかリスキーと言えるのではないかと。

ベンチャー

最後にベンチャーですが、 仕事的には忙しくてしんどいところが多いでしょう。 また、いつ会社自体が潰れるかわからない危険性もはらんでいます。 しかし、「しんどい」ということは裏を返せば成長できるということです。 (※必ずしもイコールでないブラック企業もあるので注意です。) 自分の実力がつけば、会社がつぶれても、もとい日本がつぶれても、 他の場所でも活躍できるのではないかと思っています。

個人的な意見ですが、いろんな方の話を聞いた限り、大方言ってることはまともだと思います。 就活生もそうでない人も、こういった判断基準もいかがでしょうか?

(ちなみに、検証してませんが、アメリカのいわゆるエリート学生の人気の就職先は

  1. ベンチャー企業のスタートアップに参画
  2. 技術力の高いベンチャー企業に就職
  3. 大手企業に就職

だそうです。アメリカは失敗しても許容する風土があるからか、 倒産しててもは気にせず、むしろ会社をつぶしたことから学んだ経験が 最大の評価対象みたいです。)

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