営利団体・非営利団体

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今回もメディアの話を例にとります。 意識してるわけじゃないけど、そっち方面に偏りがちなのは、 視野が狭いんですかね?

まぁ、こーゆーの考えるのは嫌いじゃないのでいいんですが。

営利・非営利

さて、メディアの話といいましたが、 タイトルにあるように、営利・非営利についての考察です。

  • 最近の大手マスメディアの偏向報道してる感、
  • 某ウジテレビの韓流押し付け疑惑、
  • 2chやTwitterはデマが飛び交っている。

などなど、 最近はどの情報を信じればいいのかわかんなくなってきてます。

そこで、今後人気の出そうなメディアとして 信頼性の高いものはというと、 非営利の組織(特にWeb上の)が強くなってくるんじゃないかと思います。

ん、なんで?

ということなのですが、

このブログでちょいちょい言っていますが ソーシャルメディアの拡大はかなり影響してくると思います。

まず、現状一番影響力のある媒体は、 やはり新聞やテレビといったマスメディアですよね。

ただ、前述の通り影響力は落ちてきています。

事実を伝える、という面では有効ですが、 考察がイマイチだったり・偏ってたりします。

かといって、 この業界で新参者が台頭する可能性は限りなく低いと思います。特に日本では。

なので、媒体でいうと、やはりインターネットが影響力を持ってくると思います。 理由としては、

  • 新規での介入のしやすさ、
  • 拡散力が強い。

というコトが挙げられると思います。

特に『各種ソーシャルメディアからダイレクトにアクセスできる媒体』 という点は強力です。 実際、既にかなりのPV数を獲得しているサイトもしばしば。

しかし、やはり

  • 信頼性に欠ける
  • どれを見ていいかわからない。

という考えの方も多いのではないでしょうか?

そこで、非営利団体です。

営利団体になってしまうと、どうしても根本の存在理由から外れがちです。 PV数を求めてスクープ記事などばかり取り上げたり、 資金提供元の、都合のいい内容に書き換えざるを得なかったり。

しかし非営利であれば、根本の存在理由からぶれるコトはないでしょうし、 ユーザーの信頼性もより高まると思います。

そして、良いサービス・信頼できるソースは、 ソーシャルメディアによって拡散していく時代だと思います。

ただ、ここで最大の問題点といえば 運営資金ですよね。 今、Wikipediaなんかでも寄付を呼びかけているように、 非営利だとお金が入ってきにくいです。お金のコト考えない奴らの組織なので^^;

そこでの対応策はさまざまですし、 これが最善!なんてのは僕ていどの頭では導けないです。

ただ、一応僕なりの策を一つ考えてみました。

サービスの根本の意義を維持しつつ、 より詳細に考察を加えたものをメルマガなどで配布、 ユーザーに自分で値段を設定してもらい(タダでも可)資金を集める。です。

一般視聴者向けには、シンプルなわかりやすい文章で、 継続的に読んでもらえばいいのです。

活動に共感してくれた読者、より詳しく知りたい読者には、 詳細なデータ、考察を配信。 さらに、読者の意見も積極的に取り入れ、議論を深めていく。

最近は、有料メルマガが浸透してきているので、それらと比較して、 より有用と思ってもらえれば、お金も集まりやすいんじゃないかと。

さて、メディアを具体例に挙げて考えましたが、 もしかしたら他の事業にも応用できるかもしれないです。 (教育とかですかね。)

なにかやるにしても、収益モデルも確立しなければならないのがビジネスですが、 非営利という考え方もあっていい時代だと思います。 (活動しやすい時代だとも思います。)

案外、資金も集まりやすいかもしれません。

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