起業のリアル

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いろんなベンチャー社長に、「なぜ」を聞きまくるお話。

起業のリアル

差別化はしない。

差別化しなきゃいけないというのは顧客でなく他社を見ている。あくまで顧客志向で王道を進むべき。

なぜその仕事をするのか。

儲かるから、とかではない。 必要だと思うから。自分が欲しいものだから。 その方がメリットがあり、結果的に儲かったりする。

作り手はスケジュールを意識しない。

良いものを作ることに注力する。

汎用より専門の方が便利なことが多い。

なんでも売ります、なんでも解決できます、といった汎用的なものは専門的なものには劣る。

例)

楽天とzozotownでは、服飾に関してはzozotownが強い。なぜならそれ用のUIやカスタマイズ性を有しているから。 イメージが大切なブランドでは、楽天のダサ便利なUIがマイナスになることもある。

旧式のマネージャーは要らない。

コミュニケーションコストが激減したのでその役割は不要。 責任者、ということであればプロジェクトに対して必要。

未来を肯定する。

ゼロベースで何が便利かを考える。 既存の組織、モデルありきで考えるとそれの維持に注力してしまい、未来の否定につながる。

他人の評価を期待していたら目的がぶれる。

目的は何が役立つか、何が欲しいかなので、そこに注力する。 そのためには、自分の中でおおよその判断軸を構築する必要がある。

資本主義の危険を察すると教育が伸びる。

資本主義に特化し過ぎると、ハイリスクハイリターンで不安定になる。(リーマン・ショックとか。)

その危険性を痛感したあとは、「ちゃんと学ぶ・教えるをしないとヤバイ」と思うのか教育の需要が増えるらしい。

感想

どの人も目的志向が強くていいなと思った。

自分が欲しいと思うもの、やりたいと思うことに関しては、邪な考えの他者より優位に立ちやすいし、モチベーションも保ちやすい。

そういったモチベーションがなく、ただ「楽してお金儲けしたい」という人も、なんのためか、それが実現したら何がしたいのか、を考えてくと面白いのではと思う。

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