「頑張ってるのに評価されない。」「報酬体系がおかしい。」という愚痴は筋違いだという話。
成果と報酬のミスマッチ
- 評価制度が良くない
- 頑張っても報われない
- あいつより低いのは納得がいかない
そんな愚痴は各地で聞かれると思います。
最近では教職員や看護・福祉系の待遇が悪いとされていますね。
じゃぁ、どんな評価制度・報酬体系が理想なのか?
評価制度の目的
評価制度は報酬(金銭・役職・その他優遇)の客観的な指標をつけ、報酬の妥当性や組織としての方向性を明らかにするためのもの。
したがって、報酬に焦点をあてる。
報酬の目的
雇用主にとって
- いい人材をつなぎとめておくための投資
- 人材育成においての、アメとムチにおけるアメ
過去の成果への報いというより、組織にとって今後必要な人材を育成・維持するための投資と考えるのが妥当。
もちろん。その費用対効果が高ければ理想。
被雇用者にとって
雇用主と逆。自分がその組織に所属し続ける理由になるもの。
条件が良いところがあればそちらへ流れていくのは当然。
理想の報酬体系
前述の通り、被雇用者が納得できるギリギリのラインにするのが、雇用主にとってはコスパが良い。
被雇用者は、もし不服なら他組織に移るというカードを切るしかない。
文句をいいつつ組織に残るのであれば、雇用主としては問題ないとみなせることがある。(もちろん、モチベーションを上げるべきと考えて報酬を上げることもある。)