改善提案名人 を読んで。

改善案の探し方について考える。 （あくまで案で、実行の仕方はここでは触れない）

前提

頭ごなしに否定しない

どんな改善案でも、その着眼点とアイデアは見る価値のあるもの。 また、改善しようという意識も必要。

完璧はありえない

今の作業が絶対的に正しいというのはありえない。 改善案を見つけられないのは視点の問題。

ボトルネックを探す

部分最適を追求しても全体ではプラスにならないこともある。 どうせやるなら全体のボトルネックを解消するのが効率がいい。

現状に拘らない

改善とは痛みを伴うもの。 PDCAを回さないと良いか悪いかもわからない。

チリツモ

小さなところから少しずつ。 0.1秒でも、積み重なれば大きな改善につながる。

改善の4原則

ＥＣＲＳ（コンビネーション）のＣ、「結合」のことである。そしてＲは （リアレンジメント）、つま

ものをなくすーElimination

目的を考える。 過去のやり方のまま残っていることも多々あるので、 定期的に見直す。

結合するーCombination

並行作業できることを考える。 手持ち無沙汰な時間を探す。

整理・配置するーRearrangement

モノ・人の位置を調整するだけでも効果はある。 なぜその配置なのかを再定義する。

易しくするーSimplification

覚えることを減らす。作業量を減らす。 自動化する。前提の知識を減らす。などなど。

時間的・心理的障壁となるものを減らす。 （ヒューマンエラーも回避できる。）