勝ち続ける意志力

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プロゲーマー梅原さんの本です。

内容としては、「本当に勝ち続けたいの?」を問いかけるカンジです。 為末さんの「諦める力」と似てると思っています。

勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)

勝つと勝ち続けるの違い。

無茶は続かない。

一度勝つだけなら無茶をすればなんとかなる。 しかし、勝ち続けるとなると継続できるかどうかが大事。

受験期にやってた15時間勉強とかを2年も3年も続けていられるか?

チャンピオンの重圧

タイトル・トップを取ることに固執すると、どうしても負けたくないと重圧がのしかかる。

かといって挑戦者に対して臆するのはかっこわるい。

才能の差は大きい

暗記の勉強では勝てないと確信した。

たまたま好きだったものがゲームだったから、ゲームをとことん追求しようと思った。

対象がゲームだっただけで、サッカーとかと変わらない。

セオリーやセコい手は好きじゃない。

相手の嫌なところをつくのは単純にかっこわるい。

セオリーに満足・安心している自分もかっこわるい。

勝つことは目的じゃない

だから、過程に執着する。

自分がどれだけ成長できるかが大事。

順番に登る

いきなりトップは無理、どう努力するかも見当もつかない。

まずは一つ上へ、それが終わったらもう一つ上へ。

常に探求する。

成長したいので型に固執しない。タイトルも気にしない。ゲームの種類も気にしない。

自分のパターンなんかは捨てて、新しい手法を探し続ける。

他があるから伸び伸びやれる

いつでも戻れる、他の仕事でも食っていける。 そう思えるから精神的に安定てきるのではないか。

趣味の一環、仕事になればラッキーくらいが良いのでは。

感情の起伏

勝ち負けなどの結果で感情の起伏が激しいと目標がぶれる。

というより、ぶれてるから起伏する。プレッシャーを感じる。

勝つ事自体が目標でないと理解すれば、感情の起伏は抑えられる。

個人的まとめ

その道で食っていく。一番になる。などと気負い過ぎると続かないのではないか。

なんとかなるさ、他でも生きていけるけど楽しいからやってるんだ、くらいの気持ちであれば、 長続きするし結果的に成果も出るのでは。

プレッシャーや成果なんてなくても努力を続けられるようなメンタリティが一番強いのかも。

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