何かを企画するときに、目的、あるいは理想の形と、 それへの実現プランを考えることがあると思います。
どういった流れで書けばいいのか、個人的な答えが見えてきました。
ビジネスでもプライベートでも、現状の問題があって、それを解決したいと頭の中で考えることはよくあるでしょう。
そしてそれを解決していく際に、具体的に動くためには何かしらの形で問題と解決策を定義することが必要です。 ビジネスでいうところの企画書のような、「何がしたくて、どうすれば実現できるのか?」の部分です。
これがないと、頭の中ではぼんやりわかっているつもりでも、いざ解決策を実践しようと思っても何をしていいのかわからない。
例えば英語を話せるようになりたいとします。 その場合、まずは何をやればいいでしょうか? どうなればゴールでしょうか? まだ曖昧ですよね。
あるいは「メイドロボットを作ってくれ」と言われても、 何をどうすればいいか途方に暮れますよね。
そんなときにどういった順番で考えたらいいのか、個人的な経験から答えが見えてきた気がします。
まずは理想だけを考える
- 英語であれば、どうなればゴールか。
- メイドロボットであれば、それができるとどう嬉しいのか。
これらを明確にすること。
これが一番難しいです。 なぜなら、
- 英語ができること
- メイドロボットができること
では答えになっていないからです。
もっと具体的に、
- イギリスに行って女の子をナンパできる
- インドでITビジネスの商談ができる。
- 朝、目覚まし代わりに淹れたてのコーヒーを持ってきてくれる。
- 毎日勝手に掃除してくれる。
など。(これでもまだ抽象的なので、もっと具体的にしていくといいですが。)
場合によっては自分以外の意見も聞きつつ、理想の状態を定義していきます。
※そして、この際の注意は、まだ実装や具体的な計画を考えないことです
ただただ理想だけを追求するのが良いです。「具体的じゃない」という批判はいいですが、「現実的じゃない」という批判はナンセンスです。
なぜなら、具体的な計画を考えてしまうと理想が下がる・ブレるからです。
- 単語を学ぶのが楽だからとひたすら暗記してたら、どこまで覚えればいいのかわからなくなった。
- まずはTOEICでいい点を目指そうと思って頑張ってるけど、あと何年かかるのか。
- 人型は難しいから車輪にしよう。ぁ、そうすると平面しか歩けないや。どうしよう。
- 最近流行りのRapsberry Pi使ってみようぜ。
みたいな、「あれ?元々何したかったんだっけ?」状態になりがちです。 今のガラケーとか4Kテレビとかもそんな感じじゃないでしょうか。
(理想が思いつかない?そんなことはないでしょう。問題というのは、「本来こうあるはずなのにそうなっていない」状態のことです。そのとき、「本来こうあるべき」というのが絶対あるはずですよね?)
次にどうすれば実現できるのか考える。
理想を考え終わってようやく、実現プランを考えます。 理想と現実のギャップを明確にして、その差を埋める方法を考えます。
この際には現実のリサーチが必要です。 英語であれば現在の英語力、ロボットであれば技術力や自分の財力など。
理想がちゃんと書けてれば、実現プランが考えつかないということはないはずです。 人が想像できる範囲のことは実現されてきているので。 (もしどうしても書けなかったら、そもそも理想がまだ抽象的な可能性が高いです。)
最後に優先順位をつける
これはビジネスの視点かもしれません。
どういう順番でやったら一番効率がいいか、理想に近づけるかを考えます。
以上、簡単にですが自分がどんな行動をすればいいのかの決め方を自分なりに示してみました。
参考になれば幸いです。