脳内Indexを作る

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勉強をする内容として、すぐに使うから学ぶものと、すぐに使わないけど学ぶことがあると思います。

後者について、なんで学ぶのか考えたことはありますか?

すぐに使わない知識を得ること

そもそも、勉強あるいは知識のインプットは、それだけでは何の意味もありません。 それが何かしらの形でアウトプットされて始めて意味があります。

なのになぜ学ぶかといえば、それは頭の中にいつでも呼び出せるindexを作っておけるからです。

効用としては以下。

  • コンピュータでいうメモリの役割
  • 発想のタネ

メモリの役割

仕事などで使う知識の習得などはこちらですね。

何か事象があった場合に「あ、ここチャレンジでやったとこだ!」と思い起こすことができます。 これによって、本やネットからいちいち情報を仕入れてこなくてもスラスラと処理することができます。

例えばプログラミングで、毎回々々リファレンスみて書いてたら効率悪いですよね。普通はよく使うAPIや言語仕様は頭の中に入ってるため、すぐに取ってこれます。

発想のタネ

何かを学んだ、あるいは経験した際に「ぁ、これはそういうことだったのか。」とひらめくこともあれば、特になんとも思わないということもあります。

有名な例がニュートンのりんごの話で、あれはニュートンが天才だったこともあるかもしれませんが、常日頃から学んで追求していたために、当たり前の事象から発見ができたんでしょう。

ニュースや雑学なども、すぐには役立たない(メモリとしてはあまり意味がない)かもしれませんが、あちこちにアンテナを張っておくことで、ふとした拍子にひらめくとこができるかも。

ちなみに弊害もあります。

逆に知識に縛られてしまうと発想が狭められてしまうケースがあるようです。 僕自身も自覚はしてませんが、例えばテレポーテーションできるか?と言われても、 「いや無理だろJK」とかって思ってしまいます。

これは脳内メモリが既存の答え(キャッシュ)を取ってきてしまうため、それ以上の探求(脳内演算)に向かわないことが原因だと考えてます。

時にはキャッシュをクリアしてしまいたいのですが、そう簡単にいかないのが辛いところです。。。

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