伝え方が9割

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伝え方が9割

これ系の本は人一倍読んでるつもりですが、なかなか上達しません^^; もうちょいアウトプットの質を考えたほうがいいですね。というより、このブログは個人の考えをまとめるのが第一目標なので、もうちょい相手を意識した発信をする必要がありますね。

では内容の要約です。

個人の発信力が求められる時代になってきた。

理由は2つ

・組織への疑い →何か裏があるんじゃないか。騙そうとしてるんじゃないか。

・情報の洪水 →情報量が多すぎて選べないから、信用できる人からの情報を。

伝え方のテクニック

相手に何かお願いをするときは、自分の考えをそのまま発信するのではなく、相手のメリットと一致するお願いを作る。

7つのポイント

  • 相手の好きなことにする
  • 嫌いなことを回避する
  • 選択させる
  • 承認欲を満たす。
  • あなた限定のお願いを
  • チームワーク化・同一化で親近感を。
  • 感謝の気持ちを伝える。

強い言葉を作る5つの要素

  • サプライズ(感嘆符・おや・なんと)
  • ギャップ(伝えたいことと反対のことを添える)
  • リピート(繰り返すと思いが伝わりやすくなる)
  • 赤裸々(感情を想起させる身体的な変化を伝える)
  • クライマックス(ココだけは伝えたい!と感じてもらう)

感想とか

以前から思ってたんですが、基本的にジャーナリストって要点をまとめるのは上手いけど、「伝わる」表現がニガテなんじゃないかなと思ってます。いかんせん調べた内容を詳しく伝えることが使命だから、情報量過多になりがちですよね。 その結果、僕みたいに興味ある人は読むけど、一般的にはとっつきづらい・難しい、となってしまうと思います。

僕がメディアを作るなら、もっと直感的にわかりやすいメディアを作りたいなと思ってます。 そもそも、ニュースを追いかけたいとか真実を追求したい、という思いもありますが、それ以上に、国を良くしようと思ったら人に伝わらなきゃ意味が無い、と思っているタイプです。既存のメディアは、事実を誤解なく「伝える」ことには真剣ですが、「伝わる」ことはあまり考えられていないと思うんです。 また、伝える目的も不明瞭。アラブの春とかがあったとして、それを伝えてどうするの?とか思ってしまいます。 ごちゃごちゃと書きましたが、簡単に言うと、報道記者というより編集者に近い方向を目指してるんじゃないかと最近思っています。

理想のメディアは、何かニュースがあったら、池上さんみたく要点だけ簡潔にまとめる。その後コピーライター的な視点でタイトルを考えて、少し見やすく修正する(ネットで拡散するにはタイトルが非常に重要なので。)。あと風刺画みたいなイラストも載せれたら伝わりやすいですかね。 あまりニュースに関心のない層でも関心を持てるような、短時間でサクっと読めて、かっこいいニュースを作れたらと思ってます。

今年の3月まで準備してたサイトも、研修が終われば公開できるかと思います。トップ画はこんなカンジの予定。

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読み方は想像に任せます。

comment

クズいメディアとかは彼らの都合の良いように「伝わる」ことを考えて、 視聴者に「考えさせない」って手法をとるようになってしまってる気がするし、 「伝える」と「伝わる」の加減って難しいね。

ニュースに関して一般論で言うと、マスメディアは大きな権利を持ってる反面、間違った情報を伝えられないので客観的な事実報道が中心で、 ネットメディアは自由で縛りがないから、主観ありの記事が多くなる特徴があるとのこと。

で、事実だとしても真実とは見当違いなミスリードさせるものも多くあって、それは検証できる仕組みを作るしかないかと。海外のメディアはちゃんとお互いに監視しあってるけど、日本は身内には甘いからなぁ。

ただ、共有してる土台が乏しい現代で、相手によって「伝わり方」が異なってきちゃうのも仕方ないかも。

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