おとなの教養

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人に説明する上でも話を聞く上でも一般教養は欲しいなと思って。

おとなの教養―私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書 431)

すぐに役立つことは、すぐに役立たなくなる。

判断の軸、思考の基盤が出来ていれば、世の中が変わっても自分の判断がぶれにくくなる。理解が速くなる。

宗教

各地の自然条件に応じた神が生み出されて来た。

その中でも汎用性があるものは世界宗教として広まった。

キリスト教

ユダヤ教が全ての人を対象としたキリスト教へ。

旧約、新訳

カトリック 普遍的な

プロテスタント 厳格な、抗議をする

イスラム教

アッラー 神 コーラン 声に出して読む神の声

スンニ派 唯一真系

シーア派 アジア系

仏教

生きている間に善行を積めば良い。 縛りがないので世界的に普及した。

上座部仏教 一部の人たちが救われる。ノアの箱舟。

大乗仏教 みんな救われる

宇宙

人類の起源

優れているものが生き延びるのではない、変化に対応したものが生き延びるのだ

アフリカが起源とされているが、当時は黒人だったとされている。 それが突然変異で白人が生まれ、赤道付近では生きていけないので北上した。

ネアンデルタール人と同時に生活していた時期があるらしい。 が、彼らは文化が進んでいなかったために廃れたのではと推測されている。

人間と病気

綺麗になりすぎると免疫力が落ちる。 適度に汚れるのがいいかも?

新型インフルエンザのほとんどが中国発祥?なぜなら、豚とトリと人間が同じ空間に住んでるから。

病気に強かった種族が結果的に生き延びている。

経済学

アダム・スミス

見えざる手 各々が利己心から仕事をすれば全体として最適な形になっている。

カール・マルクス

社会主義革命 資本主義が行き過ぎると労働者が搾取され、やがて暴動が起きる。 その主張は社会主義革命としてレーニンやスターリン・毛沢東にも広まった。

ケインズ

累進課税・財政政策

財政で赤字を出しても構わないから資本主義を上手く回すように国が支援する。 しかし現実には、赤字の時に支出を増やそうとするとから猛反発を受ける。逆もしかり。

フリードマン

新自由主義 アダム・スミスに近い。

格差を拡大させてしまう、という側面(≠欠点)がある。過当競争をするような分野は共倒れする恐れがある。

歴史

世界史はヨーロッパ中心。だから日本史というものが別にある。

常に勝者によって書かれてきたものと言える。

文字・紙が生まれ、情報の蓄積がされていったから文明が進歩していった。 歴史を知ることでさらなる進歩ができるのではないか。

歴史は常に変化していく。史実を覚えることが重要なのではなく、出来事と出来事の間にどういった論理や因果関係があるのかを推測することが重要。

日本人

日本に国籍という概念が生まれたのは明治初期。

かつてメイドインジャパンは粗悪品の代名詞だった。

感想

理系から文系への説明は出来ても逆はできないのではないか? というか、専門職は理系な気がする。 心理学も考古学も経済も、学問と付くものは(客観的データで体系立てるという点で)理系なのでは?

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