『講演』とかってニガテ

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先日、とある学生さんの講演にお邪魔してきました。 すごい一生懸命で、話も上手くて、 個人的に、同世代としてすごく尊敬してる人です。

「なのにタイトルこれかよ!」 って話なのですが、 あえて講演の良くないところを書いてみようかと思います。

講演を仕事にしてる人がいるくらい、 著名人であれば一回数万円とかするくらい、 もはやメジャーなものになってますが、 僕はその効果のほどは疑問です。 少なくとも、数万円の効果はないだろーな、と思います。

理由は単純で、 講演で話してる言葉は自分宛ての言葉じゃないから。

厳密には、『自分のためだけの言葉じゃないから』 なんですが、同じようなものです。

講演って集団に向けての言葉なので、どうしても最大公約数をとろうとします。 簡単にいうと、みんなにとって共感できる・理解できる内容です。 悪い点として、無難な言葉になる・難易度を下に合わせる必要がある。 ということがあると思います。

みんなが理解できる、ということは、 理解が遅い人にも分かるようにするので 内容はカンタンにならざるを得ません。 また、話のテンポも聞き取りやすいようにゆっくりになります。

理解の速い人からすると、 「それはわざわざ言わなくてもわかるから」とか、 「ここはもうすこし詳しく語ってほしかったな」 とかになってしまうと思います。

また、最近ネットによく上がってくる対談動画とかも同じです。 対談の様子を2時間とか流してるものとかありますが、 テンポが悪いな〜と思うことが多いです。

文字起こしとかしてくれてると、動画は見ずに文章だけ読んでます。 全然速く読めるし、自分でスピードを調節できるからです。 (なんならもう一度読み返すことだってできます。)

講演や対談も、文字で伝えられることだけ伝えてるようじゃダメダメです。 講演ならではのところを活かさないと。

例えばって? 双方向性とか視覚的に魅せる、とかですかね。 むしろどんなのがいいですか?

マンガで学ぶ男性脳

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天才柳沢教授の生活 『マンガで学ぶ男性脳』「男はここまで純情です」セレクト18 (講談社+α文庫)

実家に帰ったときにたまたま目に入った本です。 マンガなのでサクっと読めました。

ただこれ、ほとんどのひとが、読んでも

(@゜Д゜@;)ハァ?

ってなると思います。

簡単に言うと、男性脳のテンプレ的なおっさんが出てくる話です。 曲がったことが嫌い、日々の秩序・繰り返しにこだわる、常に理論的、 コミュニケーションに難がある。

男なら少なからず共感できる内容だと思います。

で、普段こーゆー『男性脳』とかをブログに書いたり話してると

「そーゆー風に、男だ女だ、理系だ文系だで区別するの腹立つんだけど。それぞれ個性があって、偏見で決めつけんのは良くないよ。」

ということを言われます。

もちろん、偏見や決めつけは良くない。 ただ、違いがあるということを知るのは大事だと思うわけです。

違いがあるのを知らずにいると、伝え方・関わり方を間違えやすいと思うから。

人は全て違うから、って毎回リセットしていたら、 長年の付き合いならまだしも知り合い程度の人に対して、 何もできないですよね。

また、考え方も「相手の言い分も理解するけど、自分のも。」 とかって、自分の考え・価値観を理解させようとしそうな気がします。

自分にとっての正しい伝え方をするんじゃない。 相手に届きやすい伝え方をするべきだ。

ってのが僕の持論です。 (内容はまた別ですよ。そこまで相手に合わせてたら下ネタばかりになるし…。)

とは言っても、思い込みや偏見でなく、 理論的に受け入れてもらえそうな話をします。 (ただ、あまり好ましくない内容かもしれないので、  フェミニストは見ないでください。)

否定できない事実として、生物は強いDNAを後世に残して、 種として生存し続けることが目的です。

で、ほ乳類である人の女性は子どもを産みます。 その際に、少なくとも10ヶ月、子どもを育てるとなるとそれ以上、 生殖活動はできません。

一方男性は、理論上は数分交わるだけで、他に制限されるものはありません。

生物としては、理屈では、 女性は、子どもを産むことはかなりの時間的リスクを伴うため、 失敗は許されません。 一回の妊娠がとても大切なため、強いDNAを残すために相手選びは超重要です。 男性は、時間的制約がないため、自分のDNAを多く残すことができます。 そのため、相手はさほど重要ではありません。失敗してもリスクがないから。

また、男性は夢見がちで、女性は現実的って言われるじゃないですか。

これは僕の推測なのですが、狩猟時代、 力の強い男が狩りに出て、 子どもを身ごもる女性は集落で暮らすわけです。

その結果、男性はよりよい獲物・狩り場を探す必要があるため、 長期的な視点をもつ。 女性は、集落にある資源を有効に使うため、短期的・現実的な視点を持ち、 (ついでに)他の女性同士とのコミュニケーション能力が身に付いた。

さらに、先ほどの子孫を残す目的で言うと、 一夫多妻制が合理的なのですが、農業が発達するとそれが変わった、 という考察がありました。 さすが猪子さん、って感じでオススメです。

猪子寿之×安藤美冬

何が言いたいかっていうと、物理的に男女は違うわけです。 当然、それに伴って考え方も変わってて然るべきで、 それを頭に入れておいた方が色々と上手くいきやすいんじゃない? ってことです。

「なんでわかってくれないの!」

から

「男にならこう伝えたらわかってもらえんじゃないか。」 「男はこう考えるんだから、そこは割り切るか。」

といった感じになると思います。

最後に、「男女は違うものだ」ていうと決定的に決別されかねないので、 自己弁護もかねて一言。

男性脳みたいに、未来ばかり夢見て地に足つかないのもダメだし、 女性脳みたいに、短期的にしか考えられなかったらいずれガタがくるし。

両方の良いところを引き出し合えば一番良いと思います。 自分と違うから拒絶するんじゃなくて、 違うことからイロイロ学んで、楽しめれば良いと思います。

武器としての交渉思考

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武器としての交渉思考 (星海社新書)

今回はコレです。 よくある『交渉術』ってだけでなく、 なんで交渉をするのか、勝ち負けの問題なのか、 なんていった本質を考えさせてくれます。 (なんか作者の方がNHKに出てたりとかしてる有名な人みたいね。)

では中身の方を。 いつも通り、中身を読んでの妄想なのですが、 始めに自分のメモがてら、いくつかパラパラと羅列していきます。 後半は特に考えた内容を3つほど。

二人以上のコミュニケーションはすべて交渉と呼べる。

そもそも、相手に何かを求めるから行うわけで、 その分相手の意見を理解する姿勢が必要。 こびるよりも、『投資の対象・価値がある』 と思わせる方が動いてもらえやすい。 その方が得だからね。 (というか、こびるのは交渉とは違う気がするし…)

機械化の現代において、交渉の重要性はますます上がってます。

一般的な事務・単純作業などは全て機械にはかなわないでしょうが、 『交渉』は別です。 交渉にはルールがなく、主体的な行動が求められるから機械化は無理です。 なにより感情論も出てくる。

日本人がお金を嫌う理由。

かっこいいお金持ちがいないから? お金を、社会への貢献度合いの尺度として考えるべき。 稼ぐのが悪いのではなく、 私利私欲のために使うのが良くない(感じ悪い)わけでしょ。

ブラック企業ほど社員の満足度が高い。

そう思い込まなきゃ苦しいから。 恋愛とかもおんなじだよね。DVとか飲んだくれ亭主とか。 (あれ?こういうのって基本女性が深刻な感じ?男性がブラック女性つかまえちゃったら、深刻になる前にすぐに別れちゃうのかな。)

① 社会的に意義がある、ではなく、対象とする個人に価値を感じてもらうことが必要。

この考え方がすごい大事だなぁと思っていて、 例えばデモの非合理さ。

「本当はこうあるべきだ。」「国民が虐げられるのは良くない。」 なんて言ったって無駄だってことです。 相手に得のある提案をしなければ効果がありません。 理想を語りたいなら、選挙やら訴訟やらといった、 より厳格に攻められるフィールドで勝負しなくていけない。

また、対象者が個人でなくては意味がない。  「霞○関はクソだ!ぶっつぶしてやる」 なんて言ったって、議員や官僚個人は  「どうせ自分のところにはこないだろう」 と思ってるわけです。

「海外ではデモが成功してるじゃん」 と思ってる人もいるでしょうか? あれは暴力的なパワーがあるからだと思います。 ターゲット個人が身の危険を感じるから。 ハッキングなどの危険、破壊工作の危険があるから。 これらが、ターゲットに言うことを聞かせる要因だと思います。

②交渉に勝ち負けを持ち込む時点でだめ。

『勝ち負け』で見るのは視野が狭い。 賢い人は、お互いよりよくなれるようにしたほうが得なことをわかってる。 対立は恥ずかしいこと(理科系)

③他人の価値観を変えることはできない。

これが一番大事なことだと思う。 子どもと話すならまだしも、 大人相手に、長くて数時間の間に価値観を変えるなんてできっこない。 価値観を変えるってことは、 自分が今まで行きてきた数十年を否定することになってしまうから。

だから、価値観を変えるのではなく、相手の価値観を理解して 交渉することが大切。

本の中に、職人との交渉の例などもありましたが、 相手が論理的でないことも多いです。 が、キチンと話し合えば相手の大事にしていることがわかります。

最後に一つ。個人的に励まされた言葉。

もし本気で世の中を変える力を身につけたいと思うならば、まずは言葉を磨くことです。

『ペンは剣よりも強し』と言われる時代です。 おそらく、僕の色眼鏡も入っていますが、 言葉は変える力は想像以上に大きい。

これからも精進します。

収監 僕が変えたかった近未来

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収監 僕が変えたかった近未来

日本人は純粋すぎる。率直に言えば子どもだ。

この本から、そんなことを思いました。 良くも悪くも、日本人離れした天才が強調を重んじる日本で 翻弄されていく、そんなことを思いながら読みました。

  • 嫉妬心が強い。
  • 自分が正義だと思い込む。
  • 新しいことを受け入れる器量がない。
  • そのくせ頭は良く、現実解を求めて夢がない。
  • 自分と同じ境遇を要求する。
  • 清貧こそ美とする。

この本で描かれている日本人の悪い点を挙げるとすればこんなところです。 それぞれは悪いことではないのですが、これらが組み合わさっているおかげで、 個性の強い出る杭は打たれ、成功すれば疎まれ、 合理的な判断よりも感情論が先行してしまう。

「そんな人ばかりじゃないよ」って人も多いかと思いますが、 それは周りに合わせてるからでは?

ネットの記事や週刊誌、(昼ドラ)などを見ても、 陰険な記事、欲望むき出しの記事は注目を集めます。 表立っては言わないけど、みんなそーゆーどす黒いのが好きなんじゃないでしょうか?

特に目立ったホリエモンからしたら、出る杭を叩く的な記事を書く記者の裏に、 その記事を欲してる読者の存在がチラすいていたのではと察します。

司法にしても、どうも執行する人の『正義』の解釈が独善的と思います。 > 司法試験に受かってからずっと検察という狭い世界で生きてきた 〜人たちが判断するというのは確かに不安ではある。

国民の幸せのツールであるべき法律、 それ自体に縛られて国民の幸せを制限してしまう可能性があるから。 法律が絶対だとしても、司法は絶対ではないんだよ。 そこが、エリートである検察官、警察の人間は理解しているのか?

また、”科学者はいつも挑戦者である。”という視点。

新しい発見をしたら必ず実用化させようとするのだ。 理解できない人たちはそれを全力で止めようとするだろう。 しかし、いつのまにか当たり前となるのだ。

これには激しく同意。 クローンとか脳科学とかにしても、始めは戸惑うもの。 新しい概念を受け入れるには、今までの概念を壊さなきゃいけなく、 苦痛が伴うから。 だけど、一度受け入れてしまえばそれがスタンダードになるのが社会の常だよね。

最後に、個人的に特に興味のあった内容。

風営法の制約も大きく、当局はいつでも取り締まりが可能。

それは当局の裁量を認めることになり、様々な不正、談合が起こりうる。

確かに、厳しい法律は秩序を守るために有効な場合があるけど、 守れないほど厳しくて、その不正がはびこる状態は非常に危険である、とのこと。 例として、「どうせ風営法的にバレたらアウトなら、非合法なことしまくろうぜ!」 と、ドラッグ・売春みたいなことが起きたり、 権力との癒着で、賄賂・買収などが発生したり。 (そもそも、非合法って儲かるに決まってるよね。)

また、風営法など厳しくして構わない、 という意見もあるかもしれないが、文化はそこから生まれて来たという。 清貧を尊ぶ協調的な価値観が強く、また青少年の教育が・近隣の治安が、 と言われると反論しにくくなる。 これも理屈でなく感情の問題である。

最後にまとめると、

規制が日本の不景気ムードの雰囲気作りになってしまっているのではないか?

とのこと。 今のなんとなくの息苦しさの元凶は規制にあるのでは・・・ そのせいで出る杭は打たれ、権力が暴走してるとかね。

アートってなんだよ

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すいません。

すっかり更新をサボってました。。。

何か、夏休みになってからの方が学校に行く機会が多いですよ^^;

で、facebookとかで言ったんですが、 先日『ひっくりかえる展』行ってきました!

詳しくは言えませんが、スゲーです。 こんな表現もあるのか、って感じです。

あれを見た後だと、 絵画展とか見ても、

「なんだ、2次元止まりか。」 とか、 「額から出てこない時点で固定観念に囚われてるんじゃね?」

なんて失礼なこと考えそうです。

さて、その展示、 特に、JRさんのアートが面白かったです。

(ぁ、フランスの方です。日本の某鉄道会社とは何の関係もありませんよ。)

その手法だけでなく、 『アート』というものの捉え方が僕のしらない世界でした。 これぞ、『ひっくりかえす』です!

(ちなみに、TEDから彼のプレゼンが視聴できるので、よかったら見てみてください。)

http://www.ted.com/talks/lang/ja/jr_s_ted_prize_wish_use_art_to_turn_the_world_inside_out.html

その中での印象的な部分

(街に貼られた彼の作品を見た通行人が、) 通行人「これは何なの?」

JR「アートだよ。ただアートをやってるんだ。」

通行人「どういうこと?なんなのこれ?」

JR「君たちは、さっきまでこれについて長いこと話しただろう。 その考えてる間、きっと明日の食事のことなんて忘れていたはずだ。that’s ART! それがアートだよ。」

日常の視点から飛躍させてくれる。 ちょっといつもと見方を変えることが出来る。 今まで見ていた世界をひっくり返してくれる。

アートとは、何かを伝える手段であると同時に、 それに触れている間、日常のことなど頭から離れていきます。

いうなれば、ただ今を生きるためだけの考え方から飛躍し、 人間として、文化的に生きることを教えてくれます。

こういった本能と離れるための媒体、 理性と、そして文化と向き合うための媒体としてアートがあるのではないか?

アートなんて無駄なもの? だから良いんじゃないか。 今生きるために必要なことだけしか考えられないなら動物と同じだよ。

芸術実行犯

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で、久しぶりのブックレビューです。 (※なお、本の内容からかなりズレてます。  レビューというより、この本を起点にしての妄想とお考えください)   芸術実行犯 (ideaink 〈アイデアインク〉)

この本、非常に面白かったです。 ただ、万人に勧めるものじゃないです。

頭の柔らかい自信のある人、 アートやメディアに詳しい自信のある人は面白いと思います。

この本を読んで、一番思ったことは、 この人たちみんな考えが深い、そんで視野が広い。

そこらの学生とか大手サラリーマンより、 ニートとかバンドマンとか自称アーティストとかの方が よっぽどイロイロ考えてると思う。

多数派は流されるだけでいいけど、

少数派な人や社会不適合者ほどキチンと考えなきゃ生きていけないから。

例えば、彼らは視点(主語)が違います。

普通の人は、

  • (私が)変な人に見られるからそういうことしない。
  • (私が・私の部署が)怒られるかもしれないからなるべく無難に。

彼らはそんなこと思ってないと思います。 少数派が偉いんじゃなくて、多数派にいて狭い視野で安心するより他に したいことがあるから結果として少数なんです。 そこには自己保身なんて考えはほとんどありません。

また、考えるレベルが違います。

普通の人は、 セレブになりたい

彼らは、 セレブになりたい。 ↓ セレブとしてやるべきことは社会奉仕でしょ。 ↓ 地雷撤去に向かう。

セレブのいい面(リッチ・名声)だけでなく、 それを持つもののある種の責任感も考える。 (ちなみに、地雷撤去は故ダイアナ妃が取り組んでたらしい。)

また、アートへの意識ですが、

普通の人は、

  • 絵を書くの好きだから絵の勉強する。
  • 美術科の学生だからアートをやらなきゃいけない。
  • 美術家だからアートをしなきゃいけない。

(ちょっと極論過ぎですね。 失礼しました。)

彼らは、 伝えるための一番の手段がアートだったから。 学問としての『芸術』を学んだのは一人だけ。 あとは高卒とかニートとかそんなん。 何かするのに、『アート』ってのが使えると思ったから。

本の中で面白かったのは、 アートを、 作品単体だけでなく、その後の波紋についても考えてること。

例えば、 『広島の空をピカッとさせる』は、

「不謹慎だ!」 「被爆者の気持ち考えろ!」

と散々バッシングされたらしいですが、 じゃぁ、なぜ『広島の空をピカッとさせ』てはダメなのか?

コンセプトは、 戦争の追憶ではなく、今は平和だということのオマージュとのことです。 実際に光らせるのではなく、「ピカッ」とさせるのがミソ。

「原爆はタブー。突っつくな。」 と言われて、 「それって関心を持つな、忘れろってことでしょ?」 そこに疑問を感じてこの作品をぶつけたそうです。 「ダメに決まってんだろ!」 「じゃぁ、なぜダメなんですか?」 その議論を誘発するのが目的のようにも思えます。

また、『生と死を扱うアーティスト』 と言われることが多いそうなのですが、 ここだけ聞くと暗くてアングラな感じじゃないですか。 (実際当たってるのかもしれませんが。)

ただ、彼らは 『人生の喜びをフィーチャーしたい。』が目的。 なら、その反対の死を正面から捉えなくてはいけない。 コインの裏表である死と向き合わないで、本当の人生の喜びなんて 表現できるわけないじゃないですか。 生しか(良いところしか)見ようとしない人は、とかく薄っぺらいです。

アートについて思ったことは、

アートは世界を変える。

物理的にではなく、自分の見方を変えてくれる。 結果、見える世界が変わる。

最後に、なんとなく挑発。

『デザイン』とか『アート』って単語大好きな人。

それってなんのためのデザインですか? ただ、 (自分が)「センス良いね」「オシャレだね」 って言われたい自己満のためじゃないですか? 視聴者のこと、伝えたい内容、ちゃんと考えてますか?

このブログ読んでくれてる人

僕にコメントくれる人は、 「いつも偉そうなこと言ってるくせに、ココの考え甘くね。  なんか言い負かせそうだから言ってやろう。」 みたいな印象を受けます^^;

で「そういう意図じゃないんだよ」とか返すと

「あ、もうパッと言い返せそうなとこないからやめよ。」 みたいな・・・。

コメントしないで見てくれてる人も、 ありがたいんですが、たぶんソレだけじゃあまり意味がなくて。

そういう人って、無意識のうちに 「ココは納得できる。」 「ここはよくわかんない。でもコメントしたり考えんのめんどい。」 みたいに分類してると思うんですよね。

結果、 『自分に耳触りの良い内容』 『自分が理解できる内容』 だけとって、あとは放置・無視。 それじゃ読んでもなんの意味もない。

僕自身、偉そうなこと言ってるけど不完成です。 だから完成に近づけるために対話をしたいんだけど、 残念ながら対話してくれる相手がいません。 「話そうぜ!」と言ってくれる人はたまにいますが、 僕を言い負かすことを考えてるのか、 途中で考えるのめんどくさくなるのかわかりませんが、 内容がつまらなくてマジメに話す気になりません。

僕の世界観2

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それが変わったのは、東日本大震災がキッカケです。 (それまで何もしなかったのかよ!ってツッコミはもっともです。まぁ、なんとか周りについてくので一杯一杯でしたから^^;)

まぁ、誰の人生にも影響を与えた出来事だっただろうと思うのですが、 僕の場合は、事故の方ではなく事件の方です。 これは後で書きますが、まずは僕の方の話から。

とりあえず理系科目が得意だったから理系に進み、 大学に入ってからも、なんとなく勉強やサークルをやってました。 そんで、二年の終わりの頃まで、

  • 『あ〜、なんか周りみんな言ってるし、俺もなんとなく院に行くんだろうな~。』
  • 『そうしたらどっかの研究職に就くんだろうなぁ。』
  • 『アレ?なんか選択肢広めるために大学来たけど、俺もうこのまま研究者になるの?あそこおっさんしかいないし、あんまり楽しくなさそうじゃん。』
  • 『まぁ研究も嫌いじゃないし、それで人の役に立てるならいいかぁ。』
  • 『何より他のところに行ける実力も才能もないしなぁ。』

って思ってました。

そんな折に震災が起こりました。原発事故もありました。 詳述は省きますが、その時のメディアの報道を見て不審に思い、 色々な記事や本を読んだり、議員が話してる生放送を聞いたり、 会見の場にお邪魔したり、色々話をさせてもらったりしました。

そこで、真実を報道する事の難しさと、 マスメディアが正しいとは限らない事を学びました。

それは同時に、 国民が正しく情報を知らされてない事も意味します。

これが、事故の方じゃなくて事件の方って言った意味です。 人為的な災害の方です。

また別件ですが、僕は本が好きです。 普段からよく読んでいた、 小説や哲学や心理学とか色んなモノに触れた際も思ったのですが、 幸せはモノや環境で決まるものではありません。 個人の考え方次第で幸せになれるんですよね。ブータンみたいに。 だったらそのお手伝い、気づきを与える事をやりたいなと。

それら踏まえて、僕が人のためにしたい事は、 メディアを使って人々に必要な情報を与える事だ、と感じました。

情報の取り扱い方を学べば、より正しく情報を受け取れる。 正しく情報を得られれば、より正しい判断が出来る。 正しい判断が出来れば、みんながハッピーで暮らせる。 『アミ 小さな宇宙人』みたいな。

俗にいうリベラルアーツとか道徳観とかを得るために メディアリテラシーを鍛えるとかって感じですかね。 使い方あってんだかわかりませんが。

とりあえず、これ以上はまだ絞っていませんが、 方向としては、

  • 誰が読んでもなんとなく理解できるニュース記事
  • 何が正しいのか議論できる場
  • 心をちょっと軽くする、ライフハック的な気付き
  • とりあえず面白いもの・粋なもの。

みたいなものを提供できたらいいな、 と思ってます。

また、話がまとまらないですが、

『粋に生きる。』

ってのもみんなに伝えたいことだったりします。 『粋』って概念は人それぞれなんですが、とにかく『粋』です。 分かりやすく言うと、江戸時代みたいな 損得関係なく譲り合う精神 って感じですかね。

過去記事参照

そんな感じで生きたらみんな楽しいと思うし、 そういう生き方をしてる人を応援したい。 『日隅一雄さんとの約束』

次に、範囲を日本にしました。 日本でのメディア。

なんで日本なのかってとこなのですが、理由はいくつかあります。 それは次回で。

僕の世界観3

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日本のメディアでなんかしたい理由はいくつかあります。

日本は特に既得権益が強い!

どの業界でもそうだと思うのですが、 おっさん共の権力への固執がヤバく保守的なので、 新しく何かしようとしても邪魔されてしまう傾向が強い。 そこに風穴空けたいのと、おっさん達ふくめてみんなの 保守的な現状維持の考え方を変えてやりたいです。

日本の価値観は好き。

保守的な反面、他人を思いやる倫理観は 他国より素晴らしいと思っています。 僕が日本人だからってのもあるんですが、 ゆずりあいの精神、おもてなしの心は 世界に通じる倫理観だと思います。

過去記事参考

日本のサブカルが好き。

僕は(軽度の)おたくです。 アニメとか漫画好きだし、日本のクリエイターの 派手さはないかもだけど繊細でこだわりのある表現は大好きです。 最近だとニコニコや初音ミクなんて文化も大好きです。 これらを大事にしたいし、もっと活躍の幅を広げてほしい。 ダウンロード規制や、都知事じじいの感覚での規制とかで 潰されたくない。

他には、 僕がお腹が弱いし、日本の食べ物美味いし、 治安も安定してるから海外に行きたくない!ってのもあったり。 そもそも英語ニガテだし…〜〜;

冷めた視点としては、

『全世界的に何かしたい!』 『世界平和』『世界中の孤児を助けたい』 って言ってる人とかいるじゃないですか。 でも、全世界が平和になって、子どもも老人も死ななかったら、 地球の生物全体が一大事でしょ。 こういっちゃなんだけど、人が生まれた分死なないと バランスが崩れちゃう。 戦争は行き過ぎだけど、人間の醜い感情も無くなりはしない。 ここまでの科学の進歩もなかったかも。

なんてことも考えてみたり。

ちなみに、 もし日本が高度経済成長期とか、豊かでみんな幸せだったら、 僕はこんな事も考えずにもっとのんびり生きてたと思います。 なんとなくの停滞感があって、 なんとなくあんまり明るくない時代で、 さらに震災が起こって、なんとなく不安になってるからこそ こんな考えになったと断言出来ます。

さて、それに向けての中長期的な目標ですが、 例えば、今すぐジャーナリストとか政治家とかを目指してもいいのですが、 それとは別の方面でもっと力をつけたいです。

力ってのは、発言力と、物事について正しく考える力ですね。

大手メディアやどこかの政党・国の機関に入っても そっちの色に染まりそうだし、のし上がるのに時間がかかる。 かといってフリー記者や、個人で出馬とかだと、 発言力がつかない、ってかお金がもたない。

なので、 ある程度の知名度があって、 頑張ればのし上がれる風土もあって、 思考力を鍛えられる仕事が良いですね。

というわけで、今の就職先を選びました。 一部後付けな理由もあるけど、最高の選択だと思ってます。

ここで働かせて頂く中で、どうメディアを作っていったらいいのか、 何を発信したらいいのか、といった事や、 その時に社会に発信力のあるくらいの実力・地位を 得る事が中期的な目標です。

人生観4

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最後に、今やってる事の理由ですが、

まずFacebook。 これは個人メディアです。 どんな内容がささりやすいのかなー、とかなんとなく考えながら、 僕個人の自己紹介もしてます。 ただ、ぶっちゃけて言えば、 面白いこと発信して楽しんでもらえたらいいな~、くらいなもんです。

(ぁ、FBと紐付けてる僕のピンタレストに、かっこいい動画・面白い動画などなどあげてるので良かったら見てみて下さいな♪( ´▽`))

アルバイトは、今は ベンチャーのインターネット広告の代理店で働いてるんですが、 メディアの動向や、どうマネタイズしたもんか考えるため。 …ってのは後付けで、 お金もらえてインターンできるとこならどこでも良かったのが本音^^; 単純に社会勉強です。

大学は、情報系の研究室に所属してます。 これは、将来情報を扱いたいんだからIT技術の知識もあった方がいいだろうと。 まぁこれも後付けですが… 趣味みたいなもんです…σ(^_^;)

あと、普段してることは読書かネットサーフィンですね。 流行りのニュース・社会の動向・面白いサブカルとかを見て回ってます。 遊ぶ欲求よりも、そっちで学ぶ欲求の方が強いから! …嘘です、一緒に遊んでくれる人がいないだけです…^^; 基本、引きこもりみたいなもんなので。

最後にこのブログですが、 自分の考えの涵養と、見てくれてる人にも気付きを与えられたらイイな、 という感じですね。

まぁ紆余曲折あったのですが、 とりあえずこれからの人生も退屈せずにすみそうです。( ´ ▽ ` ) こんな恥ずかしいこと書いちゃった以上、 ちゃんとしないとカッコ悪いですし。

まぁ、とりあえず社会人になるのが楽しみだったりします。

ちなみに、この考え方を作ってくれたであろう、 僕の大好きなイロイロをご紹介。

ウルトラマン・戦隊ヒーロー

子どもならみんな正義の味方に憧れますよね。 世代的に、特にカクレンジャーとウルトラマンタロウが好きでした。 『忍者』ってのとか、『ウルトラの家族』ってのいいですよね。

ぼのぼの

雰囲気がサイコーですよね。今だからわかる名言も多いです。 ぼのたちのつぶやき

道士郎でござる

マンガです。現代で武士が悪いヤツをやっつける話です。 サイコーにバカでクールです。 これが僕の考える『粋』です。

ブッタとシッタカブッタ

親が大好きで、家にシリーズが並んでました。 小さいころ、イジメられたときとかによく読んでました。

攻殻機動隊

理系にはたまらない話です。 機械と人間とを比べることで、人の生き方について考えさせられました・ 過去記事参考1 過去記事参考2

イナズマ戦隊

僕の一番好きなバンドです! 何度も言ってるので、説明は省きますが、サイコーです! ボーカルの上中丈弥のブログ

僕の世界観

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ブログ訪問者1000人突破しました!! 読んでくださってる皆さん、ありがとうございます!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

あしかけ1年くらいやってますが、ようやく、といった感じですね。 だいぶ文章を書くことも慣れてきたので、 引き続き書いていく予定ですよ! よければ時々見にきてくださいo(^▽^)o そんでコメントください!

さて、以前の記事でちょこっと書いたんですが、 1000人訪問記念と言うことで、 僕の人生観について書きたいと思います。

  • どう生きたいのか?
  • 将来何がしたいのか?
  • なんでそうしたいと思ったのか?
  • 中期的な目標
  • 現在の行動の目的イロイロ

って感じで逆算して進めようと思いますが、 いかんせん内容が多くて入り組んでて、 テキトーにぼかすところもあったりするので、 多少わかりづらいところもあるかもしれませんがご了承ください。

(あと、文字数の削減のために、なぞの完全妄想シーンが入ります。ご了承ください。)

では始めます!

まず、どう生きたいのか?

簡単に言うと、周りの人のためになることをしたい! ってカンジです。 カッコつけとかでなくて。

元々、自分の消極的な性格と親の教育もあって、 あまり自分を主張しないで周りに合わせる子でした。

また、 『自分が3日後に死ぬことが分かっていたらどうする?』 みたいな話って、子どものとき一回くらい 友達と話したことあるかと思うんですが、普通みんな

『ヨーロッパいきたい!』 『三大珍味とか食べたい!』 『なんかエッチなことしたい!』(笑)

みたいな事を冗談混じりに話すじゃないですか。 そこがなんか僕はしっくりこなくて。

後でゆっくり考えてみたんですが、

  • 死ぬ間際に自分の欲望だけ満たせれればそれで満足なのかな?
  • それってなんか寂しいなぁ。
  • ぁ、でも親、ってか家族は僕が死ぬとき見ててくれるかなぁ。
  • 家族は悲しんでくれるんだろうなぁ。
  • でも悲しませるのはヤダなぁ。
  • 笑ってもらいたいなぁ。
  • あ!
  • 最後に、家族に笑ってもらえることしたいなぁ。

なんて感じました。 過去記事参考

その時点で、

  • 自分の欲求のために生きるのは性に合わない。
  • 他人のために何かしたい。
  • むしろそれで喜んでもらいたい!

ってのが僕の欲求だ、と思っていたのかな。

昔から、家庭に恵まれてたからか、 特に欲求は少ない子だったんです。 ただ、決して禁欲的ってわけでもなくて、 自分自身の欲望より、 人のためになる事をしたい欲求のが強いだけです。 (あとは、人の痛みを学ぶ機会が多かったからかな。)

(反省をすれば、過去に散々、他人や家族に迷惑をかけてきたので、  そろそろ恩返しをしたい、といったところでしょうか。)

で、さっきの妄想は3日後に死ぬことで考えてたけど これって80年後とかでも同じなんじゃねぇの?と。 ちょっと数字がふえただけじゃんと。

さて、そんなわけで、何か人のためになるように生きよう! とざっくり決めたわけですが、

じゃあなにしようか?

ボランティアや福祉とかもいいなぁと思うけど、 一つに決められないなぁ。 そんな感じで放置して生きていました。